拡張セキュリティモード

拡張セキュリティモードは、Plesk データベースに保存される機密情報を保護します。この機能は、Plesk のバージョン 11 以降でデフォルトで有効になっています。これより前の Plesk バージョンからアップグレードする場合、アップグレードした後で拡張セキュリティモードを有効にすることをお勧めします。

拡張セキュリティモードを有効にするには、[ツールと設定]>[セキュリティポリシー]に進みます。

Security_Policy

この操作は取り消すことができないのでご注意ください。拡張セキュリティモードを有効にすると、以下のような変更が適用されます。

  • Plesk データベースに保存されたすべてのパスワードが、Plesk 秘密キーを用いて暗号化されます。これにより、たとえ Plesk データベースのダンプが第三者の手に渡っても、顧客のデータが悪用されることはありません。
  • 機密情報(ユーザのパスワードなど)を Plesk API 経由で取得できなくなります。
  • パスワード復元メールにパスワードが平文で記載されなくなります。代わりに、パスワードリセットフォームが送信されます。

注:課金ソリューションとして Odin Business Automation Standard(OBAS)を使用する場合は、拡張セキュリティモードを必ず有効化する必要があります。