Plesk をお選びいただき誠にありがとうございます。

本ガイドは、Plesk Obsidian を対象とする Plesk のインストールおよびアップグレードガイドです。単一または複数のサーバに Plesk をインストールまたはアップグレードする手順について、Plesk が対応する各種プラットフォームでのサンプルを用いて説明していきます。さまざまなタイプの Plesk ユーザが通常行う作業や要件に基づいて手順を説明するように構成されています。本ガイドのサンプルコードの多くは、変更せずにそのまま(あるいは最小限の変更を加えて)コマンドラインにコピー&ペーストして使用できるため、システム管理のスキルが少ないユーザにとって役に立ちます。

Plesk のコンセプトや使用方法については本ガイドの範囲外となります。そのような情報は、『Plesk 管理者ガイド』をご覧ください。

Plesk のインストールまたはアップグレードに関する問題や質問がある場合や、Plesk についてその他の問題が生じた場合には、以下の場所でヘルプ情報を探すことができます。

以下の情報から、作業に必要な手順や使い始める手順を速やかに見つけることができます。

特にやりたいことはなく、ただ Plesk を立ち上げてみたい

コマンド 1 つで Plesk をデフォルト構成で立ち上げ、実行することができます。

注釈: Plesk は製品ライセンスキーなしでインストールされます。

製品ライセンスキーは「Plans & Pricing」(プランと価格)から購入できます。あるいは、評価版製品ライセンスを取得して、14 日間すべての機能を使用できます。評価版ライセンスキーをダウンロードするには、こちらから Plesk の無料評価版をダウンロードします。

Plesk が含まれる仮想サーバをオンデマンドでデプロイする必要が生じることがある

この場合は通常、Plesk サーバを複製するとよいでしょう。「複製によって Plesk サーバをデプロイする」を参照してください。

一度に複数の Plesk サーバをデプロイする必要がある

Plesk コマンドラインツールを使用して、自動(無人)インストールプロセスを実行することができます。

さらに、ローカルミラーリポジトリをセットアップして、パッケージのダウンロードを最適化することができます。手順については、「Plesk 自動インストールサーバのミラーリング」を参照してください。

仕事に使うために Plesk をインストールする必要がある

Plesk インストーラは対話で機能します。インストーラからの質問にいくつか答えると、インストールすべきコンポーネントが決まります。インストーラの起動には 2 種類の方法があり、コマンドラインまたはブラウザを使用します。

サーバを所有していない場合は、パブリッククラウドベンダー(Amazon など)から仮想サーバを購入して Plesk をインストールすることができます。手順については、「パブリッククラウドサービスで Plesk をインストール/アップグレードする」を参照してください。

選択できるライセンスは、運用されているビジネスの種類に応じて異なります。自社やクライアントのウェブサーバ、メールサーバを管理するために Plesk が必要な場合は、Web Admin を選択します。クライアントのウェブサイトのホストも行うウェブ制作会社の場合、Web Pro を選択します。

Plesk をアップグレードする必要がある

Plesk を最新バージョンにアップグレードする最も簡単な方法は、Plesk 管理者の GUI から直接アクセスできるサーバの構成および管理ツールを使用する方法です。手順については、「管理者 GUI を使用して Plesk をアップグレードする」を参照してください。

アップグレード先のバージョンやリリース階層をより柔軟に選択したい場合には、対話型インストーラを使用してください。

一度に複数の Plesk サーバをアップグレードする必要がある

Plesk コマンドラインツールを使用して、複数のサーバのアップグレード作業を自動化します。

必要な情報がみつからない場合

Plesk の追加情報をどこで探せばよいか、どうやってサポートへ問い合わせればよいか確認したい場合には、詳細情報とヘルプ情報」を参照してください。