データベースサーバ

Plesk には、それ自体のデータベースを保存するためのデータベースサーバ、そのコンポーネントによって使用されるデータベース(ウェブメールサービス用のデータベースなど)、およびホスティング顧客のウェブサイトや APS アプリケーションによって作成されるデータベース(WordPress データベースなど)が必要です。

Plesk は、ほとんどのデータベースエンジンをサポートしており、それらに対応するデータベース管理ツールが付属しています。Plesk は、Plesk と同じサーバまたはリモートマシンに存在するデータベースサーバと連携可能です。

デフォルトで、Linux サーバのデータベースエンジンは、使用する OS ベンダー(Linux)のリポジトリまたはカスタムリポジトリに基づいて、Plesk とともに同じサーバにインストールされます。Windows サーバのデータベースエンジンは、Plesk に同梱されており、Plesk とともに同じサーバにインストールされます。

Plesk for Linux のデータベースサーバソフトウェア

Plesk 12.5 for Linux は、MySQL および PostgreSQL データベースサーバをサポートします。Plesk では、使用する OS のリポジトリに基づいて MySQL および PostgreSQL のパッケージが使用されます。ただし、MySQL 5.5 は例外で、Plesk に同梱されていますが、サポートしている OS が限られています。

MySQL は、Plesk のインストール時にインストールされます。さらに PostgreSQL をインストールするには、[ツールと設定]>[アップデートおよびアップグレード]>[コンポーネントを追加または削除]>[PostgreSQL server]に進みます。

また、Plesk には MySQL または PostgreSQL 外部データベースサーバを登録することもできます。詳しくは、「データベースサーバを追加および削除する」を参照してください。サポートされているデータベースサーババージョンの一覧については、リリースノートを参照してください。

CentOS 5、RHEL 5、および CloudLinux に Plesk をインストールすると、MySQL 5.5 を使用することができます。MySQL 5.5 は Plesk に同梱されており、[アップデートおよびアップグレード]>[コンポーネントを追加または削除]の順に選択してインストールすることができます。

Plesk for Windows のデータベースサーバソフトウェア

Plesk 12.5 for Windows は、Microsoft SQL Server Express 2008 と 2012、および MySQL 5.1 をサポートします。デフォルトでは、MySQL および Microsoft SQL Server 2008 は、Plesk のインストール時にインストールされます。さらに Microsoft SQL Server 2012 をインストールするには、[ツールと設定]>[アップデートおよびアップグレード]>[コンポーネントを追加または削除]に進みます。

また、Plesk には Microsoft SQL Server または MySQL 外部データベースサーバを登録することもできます。詳しくは、「データベースサーバを追加および削除する」を参照してください。

他のデータベースエンジンと連携するために、Plesk for Windows では ODBC が採用されています。詳しくは、「外部データベースに接続する(Windows)」を参照してください。

サポートされているデータベースサーババージョンの一覧については、リリースノートを参照してください。

 

注:Plesk でのデータベース管理方法については、「ウェブサイトのデータベース」を参照してください。

  

この章の内容:

データベースサーバを追加および削除する

リモート SQL Server のバックアップ設定を構成する

データベース管理者のクレデンシャルを変更する

データベースユーザ役割とパーミッション

データベースホスティング設定

データベース管理ツール

外部データベースに接続する(Windows)

データベースを別の契約に移動する

データベースへのリモートアクセス

Microsoft SQL Server データベースダンプのアップロードを無効にする