リモート SQL Server のバックアップ設定を構成する

以前に Plesk に登録したリモート Microsoft SQL Server でホストされているデータベースのバックアップを作成するには、その Microsoft SQL Server のデータベースバックアップ設定を構成する必要があります。

リモート Microsoft SQL Server のバックアップ設定を構成するには：

1. ［ツールと設定］>［データベースサーバ］の順に選択し、対象となるリモート SQL Server 名をクリックします。
2. ［一時ディレクトリ］フィールドに、リモート SQL Server の一時物理ディレクトリを指定します。例えば、C:\db_pleskbackup を指定します。

   この一時物理ディレクトリは、リモート SQL Server データベースのバックアップおよび復元に必要です。このディレクトリには、バックアップ時は SQL Server によって、また復元時は Plesk によって一時バックアップファイルが格納されます。このディレクトリをリモートサーバ上に作成し、MS SQL Server からそのディレクトリに読み取り/書き込みアクセスできるようにする必要があります。

3. 前のステップで作成した物理ディレクトリを共有し、［一時ネットワークディレクトリ］フィールドにこのディレクトリへのネットワークパスを指定します。例えば、\\ServerName\db_pleskbackup を指定します。

   Plesk サーバでは、一時バックアップファイルのダウンロードおよびアップロードにこのディレクトリが使用されます。このネットワークディレクトリをリモートサーバ上に作成して前のステップで作成した一時物理ディレクトリにマウントし、次のステップで作成するユーザがネットワーク経由でそのディレクトリにアクセス（読み取り/書き込み）できるようにする必要があります。

4. リモートサーバ上にユーザ（ServerName\db_backup_user など）を作成し、このユーザが一時ネットワークディレクトリに読み取り/書き込みアクセスできるようにします。

   Plesk サーバでは、一時ディレクトリへのアクセスにこのユーザが使用されます。

5. 一時ネットワークディレクトリへのアクセスに必要なユーザ名およびパスワードを入力します。
6. ［OK］をクリックします。