メールキュー(Linux)

サーバから送受信されたメールは、メールキューを通過します。様々な理由から、このキューにメッセージが滞留する場合があります。大量のメッセージがキューに滞留すると、メールサーバの誤作動を引き起こす場合があります。Plesk for Linux には、メールキューを監視し、キューからメッセージを個別または一括で削除する機能があります。

現在キューに含まれるメッセージをすべて表示するには、[ツールと設定]>[メールサーバ設定][メール]グループ内)に進み、[メールキュー]タブを開きます。特定のメッセージを探している場合、 アイコンをクリックして検索ツールバーを開きます。キューから削除したいメッセージを見つけたら、チェックボックスをオンにして[削除]をクリックします。あるいは、[クリア]をクリックすると、現在キューに含まれるすべてのメッセージが削除されます。クリアオプションを使用すると、現在キューに含まれるメッセージが、悪意あるものも正当なものも含めてすべて消去されるため、慎重に使用する必要があります。

この機能が役に立つシナリオとして、顧客から送信メッセージが送信先に届かないか大幅に遅れて配達されるというクレームを受けた場合があります。このような状況は、スパムがサーバから送信されており、キューが詰まっていることを示します。遅延キューで疑わしいメッセージをチェックしてください。遅延キューでスパムメッセージを探す際は、送信スパムフィルタをセットアップすることをお勧めします。遅延キューにスパムが見つからず、未送信のメッセージが大量に含まれている場合、メールサーバで問題が発生していることを示します。Plesk 修復ツールを使用してメールサーバの問題を自動的に解決することをお勧めします。

Mail_queue