プランの契約を顧客に作成する

課金自動化ソリューションを使用しない場合、Plesk で顧客へのサービス提供を開始するには、顧客アカウントを作成してこの顧客にサービスプランの契約を作成する必要があります。各ユーザは一度に複数のサービスプランを契約できます。つまり、複数のサービス契約を持つことができます。これらは、カスタム契約でも、異なるアドオンプランとサービスプランに紐付けられたサービス契約でも構いません。

一般に、新しい顧客を契約に登録する場合、顧客アカウントの作成時に 1 件目の契約が作成されます。ただし、契約なしで顧客アカウントを作成することもできます。現時点で顧客用にウェブサイトをセットアップする必要がなく、他の顧客アカウントから契約を移管したい場合や、後で契約をセットアップしたい場合には、この機能が便利です。ただし、契約を持たない顧客はコントロールパネルにログインできません。

契約なしで顧客アカウントを新規作成するには:

  1. [顧客]に進み、[顧客を追加]をクリックします。

    Customer_create

  2. 顧客の連絡先および課金情報と、コントロールパネルのアカウントユーザ名およびパスワードを指定します。
  3. [顧客に契約を作成する]チェックボックスをオフにします。
  4. [OK]をクリックします。

    Customer_no_subscription

新しい顧客をサービスプランに(オプションでアドオンにも)登録するには:

  1. [顧客]に進み、[顧客を追加]をクリックします。
  2. 顧客の連絡先/課金情報、ユーザ名とパスワード、契約に紐付けられるドメインの属性を指定します。
  3. 契約を紐付けるサービスプランを選択します。
  4. 追加したいものがあれば、アドオンプランを選択します。
  5. [...契約パラメータのカスタマイズを行います...]チェックボックスはオフにしておきます。
  6. [OK]をクリックします。

    Customer_subscribe

新規顧客を特定の条件でサービスプランとアドオンに登録するには(プランに紐付けられた契約のカスタマイズ):

  1. [顧客]に進み、[顧客を追加]をクリックします。
  2. 顧客の連絡先/課金情報、ユーザ名とパスワード、契約に紐付けられるドメインの属性を指定します。
  3. サービスプランとアドオンを選択します。
  4. [...契約パラメータのカスタマイズを行います...]チェックボックスをオンにします。
  5. [OK]をクリックします。

    顧客アカウントと契約が作成され、Plesk でこれらの契約プロパティをリソースおよびパーミッションとしてカスタマイズできるようになります。ホスティング、メール、DNS サービスパラメータのカスタマイズは、サーバ管理パネルでは実行できません。

  6. 契約のプロパティをカスタマイズします。
  7. [更新してロック]をクリックします。

    カスタマイズされた契約は同期に対してロックされます。つまり、サービスプランやアドオンが変更されても同期されません。詳しくは、「プランと契約の関係」セクションを参照してください。

新規顧客を特定の条件で自社のサービスに登録するには(カスタム契約の作成):

  1. [顧客]に進み、[顧客を追加]をクリックします。
  2. 顧客の連絡先/課金情報、ユーザ名とパスワード、契約に紐付けられるドメインの属性を指定します。
  3. [サービスプラン]の横で[なし]を選択します。

    契約プロパティは、Plesk のデフォルトサービスプランに従って設定されます。

  4. [...契約パラメータのカスタマイズを行います...]チェックボックスをオンにしておきます。
  5. [OK]をクリックします。

    顧客アカウントとそのカスタム契約が作成されます。カスタム契約について詳しくは、「プランと契約の関係」セクションを参照してください。

    Plesk では、これらの契約プロパティを、リソースおよびパーミッションとしてカスタマイズすることができます。ホスティング、メール、DNS サービスパラメータのカスタマイズは、サーバ管理パネルでは実行できません。

  6. 契約のプロパティをカスタマイズします。
  7. [OK]をクリックします。

自分のウェブサイトとメールをホスティングするために契約を追加するには:

  1. [契約]に進み、[自分の契約を追加する]をクリックします。
  2. 契約、サービスプラン、アドオンでプロビジョニングするドメインの属性を指定します。
  3. オプションで、[...契約パラメータのカスタマイズを行います...]チェックボックスをオンにします。
  4. [OK]をクリックします。