自動メール通知

Plesk には、サービスプロバイダやリセラー、顧客に対し、リソースの利用超過、契約の期限切れ、アカウント一時停止などのイベントについて知らせる自動通知システムがあります。

通知システムの設定を表示または変更するには、[ツールと設定]>[通知]に進んでください。個々のイベントに関して、通知を誰が受信すべきかを指定することができます。管理者、リセラー、顧客のメールアドレスは、連絡先情報のメールアドレスフィールドから取得されますが、通知の送信先として個別にメールアドレスを追加することもできます。

ウェブサイトまたはアカウントの作成に関する通知は即時に送信されますが、リソースの利用超過とアカウントの一時停止に関する通知は 24 時間ごとに実行されるスクリプトに紐付けられています。このため、リソースの利用超過に関する通知は、リソース上限を超過したしばらく後に送信することができます。

通知メッセージのテキストは編集可能です。通知はテキスト形式なので、HTML タグは使用できません。通知メッセージの編集時に、様々なプレースホルダを使用して、通知の送信時に実際の値に置き換えさせることができます。使用可能なプレースホルダのリストは以下のとおりです。

イベントタイプ 通知に使用できるタグ タグが表すデータ

リセラーまたは顧客アカウントが作成された

 

<reseller_contact_name>

<client_contact_name>

ユーザの姓および名

<reseller_login>

<client_login>

Plesk での認証用ユーザ名

<password>

Plesk での認証用ユーザパスワード

<reseller_company_name>

<client_company_name>

会社名

<reseller_cr_date>

<client_cr_date>

ユーザアカウント作成日

<reseller_phone>

<client_phone>

電話番号

<reseller_fax>

<client_fax>

FAX 番号

<reseller_country>

<client_country>

<reseller_state_province>

<client_state_province>

都道府県

<reseller_city>

<client_city>

市区町村

<reseller_postal_ZIP_code>

<client_postal_ZIP_code>

郵便番号

<reseller_address>

<user_address>

住所

<reseller_id>

<user_id>

システムに割り当てられた固有の ID

<hostname>

Plesk へのアクセス用のホスト名

サーバに新しいウェブサイトが追加された

 

<domain_name>

ドメイン名

<reseller_login>

<client_login>

Plesk での認証用ユーザ名

<reseller_contact_name>

<client_contact_name>

ユーザの姓および名

<dom_id>

システムに割り当てられた固有の ID

<ip>

ウェブサイトがホスティングされている IP アドレス

契約の期限切れ通知

 

<domain_name>

契約名

<reseller_login>

<client_login>

Plesk での認証用ユーザ名

<reseller_contact_name>

<client_contact_name>

ユーザの姓および名

<dom_id>

システムに割り当てられた固有の ID

<domain_expiration_date>

契約の有効期限

リソース利用超過の通知

 

<domain_name>

契約名

<reseller_login>

<client_login>

Plesk での認証用ユーザ名

<reseller_contact_name>

<client_contact_name>

ユーザの姓および名

<disk_usage>

ディスク使用量の情報

<disk_space_limit>

アカウントに割り当てられたディスク容量に関する情報

<resource_table>

制限値に達した(または達しそうな)すべてのリソースに関する情報

<traffic>

帯域幅使用量に関する情報

<traffic_limit>

アカウントに割り当てられている帯域幅に関する情報

注: 旧バージョンの Plesk からアップグレードすると、以前に使用していたすべてのカスタム通知テンプレートが引き続き有効になります。ユーザアカウント階層が変更され、リソース利用超過スキームが追加されたため、すべてのタイプのリソースで利用超過が可能になっています。従って、通知テンプレートに利用超過リソースに関するすべての情報を表示するには、<disk_usage><disk_space_limit><traffic><traffic_limit> などの変数ではなく、<resource_table> という変数を 1 つ使用することを推奨します。