統計とレポート

Plesk は統計情報を保持し、各 Plesk オブジェクト(メールボックス、ドメイン、契約)からの送信試行回数が上限を超えた場合のレポートを提供します。統計は月単位で保存されますが、レポートはすべてレポート期間、つまり先月の範囲内の期間(1 日、2 日、1 週間など)に対して作成されます。この期間は、[ツールと設定]>[メールサーバ設定]>[送信メールメッセージ数の上限を設定する]>[レポート対象とする統計情報の取得期間]で構成できます(期間を指定)。

上限を超えた送信試行のレポートを表示するには:

[ツールと設定]>[送信メールの制御]に進み、必要な情報が表示されているタブを選択します。

  • 要約された情報を参照する場合は、[全般]タブを選択すると、上限を超える送信試行のあった Plesk オブジェクトの数、および該当するオブジェクトの一覧が表示されます。
  • 上限を超過していないオブジェクトは、メールステータスが「送信中」です。上限に達したオブジェクトは、メールステータスが「送信なし」に変わります。

    注: Plesk に SmarterMail をインストールしている場合、送信メールの制限は SmarterMail 側で SmarterMail API を使用して設定します。その場合、Plesk ではフィルタリングを行いません。従って、Plesk オブジェクトのメールステータスは確認できません。

  • 特定の Plesk オブジェクトの詳細を表示する場合は、対応するタブ([メールアドレス][ドメイン]、または[契約])を選択し、対象となるオブジェクトをクリックすると、[上限を超過した送信試行]レポートが表示されます。

    また、[送信済みメッセージ]セクションでは、特定の Plesk オブジェクトの 1 日ごとの統計(1 時間単位)が表示されます。特定の日の上限を超過した送信試行回数(1 時間単位)を確認することができます。

注:[送信メールの制御]リンクは、メールサーバ設定で制限が有効になっている場合にのみ表示されます。