ファイルに変更を加える

パッケージアーカイブを入手した後で、その内容をディレクトリに展開し、必要な変更をファイルに加える必要があります。あるいは、ダウンロードしたスキンをそのままサーバにインストールしてから(「Plesk にスキンをインストールする」を参照)、サーバでファイルに直接変更を加えます。

重要: この方法を選択する場合、スキンをインストールする前に、「スキンの情報を編集する」セクションの説明にしたがってスキンの情報を設定してください。

スキンのパッケージ構造

以下の表は、スキンパッケージに含まれるディレクトリとファイルの構造と内容を示します。

注: 変更が必要なスタイルまたは画像ファイルを簡単に特定するために、Firebug for Mozilla Firefox や Inspect Elements for Google Chrome などのウェブ開発ツールの使用をお勧めします。これらのツールを使用すると、インターフェース要素を選択し、それにどのようなスタイルが適用されており、どのファイルのどの行にそれが定義されているかを確認できます。

 

css

このディレクトリにある custom.css ファイルは、スキンパッケージをダウンロードした時点では空になっています。すべてのスタイルは Plesk テーマに含まれるファイルに定義されており、変更はできません。ただし、一部のインターフェース要素のスタイルを再定義したい場合は、ダウンロードした custom.css ファイルにスタイル定義を追加してから、Plesk にアップロードできます。この場合、定義したスタイルのみが対象要素に適用され、他の要素は変更されません。

スタイル定義は、ページ背景、メインのフォント、テキストの色、ハイパーリンクの色、フォーム要素の境界の色などに追加できます。

icons

このディレクトリにはアイコンのみが含まれ、サイズ別にサブディレクトリに格納されます。Retina ディスプレイに対応する場合、アイコンサイズが 2 倍になります。

これらのアイテムをカスタマイズする予定がない場合、カスタムスキンのアーカイブから削除できます。変更または追加したアイテムのみを残します。

images

このディレクトリには、一部のインターフェース要素の背景フィルタとして使用される画像が含まれます。

これらのグラフィックファイルの中には、製品インターフェースの様々な場所で使用される、複数の画像から成るスプライトシートがあります。このため、背景画像を変更するときは、該当するファイルが別の場所で使用されていないことを確認してください。ファイルを置き換える代わりに、新しいグラフィックファイルを作成し、これを使用するようにスタイルシートを変更することをお勧めします。

これらのアイテムをカスタマイズする予定がない場合、カスタムスキンのアーカイブから削除できます。変更または追加したアイテムのみを残します。

 

logos

このディレクトリには、Plesk に表示する会社や製品のロゴが含まれます。ロゴを変更するには、同じ名前でファイルを準備して、フォルダ内で置き換えます。

meta.xml

このファイルには、名前や説明など、スキンパッケージに関する情報が含まれます。

変更を元に戻し、デフォルトのスタイルまたは画像を使用するときは、カスタム CSS 定義を custom.css ファイルから削除し、カスタムスキンの /images/ および /images/logos/ ディレクトリからカスタム画像を削除します。

スキンの情報を編集する

スキンの情報を編集するには:

meta.xml ファイルを開き、以下のプロパティを指定します。

  • name:このスキンを参照するための名前を設定します。
  • description:スキンの概要を指定します。
  • version:スキンのバージョンを指定します。
  • vendor:会社または担当者の名前を指定します。