Plesk 拡張

Plesk の機能を拡張する別の方法としては、拡張を使用することができます。拡張とは、Odin やサードパーティが開発した機能コンポーネントです。

拡張は Plesk で簡単にインストール、削除、構成できます（［ナビゲーション］ペインの［拡張］ショートカット）。

追加拡張をインストールするには、［拡張］>［拡張カタログ］に進むか、http://ext.plesk.com ウェブサイトにアクセスしてください。特定の拡張のインストールを禁止することができます。

Plesk 拡張のインストールについて詳しくは、『デプロイメントガイド』の「Plesk 拡張をインストールする」を参照してください。

拡張カタログ

Plesk UI の拡張カタログ（［拡張］>［拡張カタログ］）は、http://ext.plesk.com で表示されるカタログと同じです。

拡張カタログを無効にして、Plesk GUI から［拡張カタログ］ボタンを削除できます。これには、/usr/local/psa/admin/conf/panel.ini （Linux）または C:\Program Files (x86)\Parallels\Plesk\admin\conf\panel.ini（Windows）を編集用に開き、以下の行を追加します。

[extensions]
catalog.enabled = off

Plesk インストーラ

多くの拡張は、Plesk インストーラから直接インストールすることができます（［Plesk 拡張］セクション）。Plesk インストーラを使用してインストールされた拡張は、Plesk をアップグレードするたびにチェックされます。アップデートが提供されている拡張は自動的に更新され、インストールされている Plesk のバージョンに対応しないアップデートは削除されます。

拡張の自動アップグレードをセットアップする

Plesk 拡張の自動アップグレードをオン/オフにするには、［拡張］>［設定］に進み、［Plesk 拡張の自動アップグレード］を選択します。

その他の方法としては、server_pref コマンドラインユーティリティを使用します。自動アップグレードをオフにするには、以下を実行します。

plesk bin server_pref --update -disable-upgrade-extensions true

自動アップグレードをオンにするには、以下を実行します。

plesk bin server_pref --update -disable-upgrade-extensions false

Plesk は、アップグレードをチェックするメンテナンスタスクを実行し、自動的にインストールします。このタスクは週に一度実行されます。前回のチェックから 1 週間以内に、拡張を手動でアップグレードしたい場合、［拡張］>［設定］で該当するリンクを使用します。

サーバにインストールされたすべてのソフトウェアを最新状態に保つことが重要です。Plesk のアップグレード時に、インストールされたすべての拡張もアップグレードがないかチェックされ、もしアップグレードがあれば自動的にインストールされます。

一部の拡張は最新バージョンの Plesk に対応していない可能性があり、アップグレード後に停止したり、Plesk の動作を妨害する場合があります。このため、Plesk のアップグレード中に、インストールされたすべての拡張が、インストールしている Plesk のバージョンに対応しているかチェックされます。対応していない拡張はすべて自動的に無効化されます。

拡張のアップグレードを手動でチェックする

インストールされた拡張のアップグレードを手動でチェックするには、［拡張］>［設定］で［今すぐアップグレードをチェック］をクリックします。

拡張のインストールを禁止するには

1 つ以上の拡張のインストールを禁止するには、/usr/local/psa/admin/conf/panel.ini（Linux）または C:\Program Files (x86)\Parallels\Plesk\admin\conf\panel.ini（Windows）を編集用に開き（必要に応じてファイルを作成します）、これらの拡張のエイリアス名を [extensions] セクションに列挙します。例えば、

[extensions]
blacklist = "nat, aast-apf, dropbox-backup, route53"

特定の拡張の名前エイリアスは、拡張カタログで拡張の URL の一部として表示されています（http://ext.plesk.com）。URL は、https://ext.plesk.com/packages/<guid>-<package-name> というパターンに従い、<package-name> がエイリアス名です。例えば NAT Manager のエイリアスは nat です（https://ext.plesk.com/packages/90a20ade-9d3c-4ac5-82ea-20e8e0cd54de-nat）。