SSL 証明書を取得する

セキュリティ上の理由により、コントロールパネルへのアクセスは、SSL が有効な HTTP プロトコル経由のセキュア接続のみが可能です。Plesk で管理されるサーバとのデータ交換は、すべて暗号化して行われるため、機密情報の盗難を防止することができます。データ暗号化のプロセスで使用される SSL 証明書はコントロールパネルのインストール中に自動的に生成され、サーバへインストールされます。これを自己署名証明書と呼びます。認証局(CA)からの承認を受けていないため、コントロールパネルに接続しようとするとウェブブラウザに警告メッセージが表示されます。

顧客の信頼を得るには、信頼のおける認証局から SSL 証明書を購入し、コントロールパネルにインストールする必要があります。

以下のいずれかの方法で、SSL 証明書を入手できます。

  • コントロールパネルで、Comodo、GeoTrust, Inc.、または GoDaddy から SSL 証明書を購入する。

    または

  • コントロールパネルで証明書署名リクエスト(CSR)を作成し、任意の認証局へ送信して、SSL 証明書を作成してもらう。

    注: コントロールパネルの機能を使用して MyPlesk.com オンラインストア経由で証明書を購入する場合は、コマンドラインツールを使用して証明書署名リクエストを作成しないでください。

MyPleskCom オンラインストア経由で Comodo、GeoTrust, Inc.、または GoDaddy から SSL 証明書を購入し、コントロールパネルを保護するには:

  1. [ツールと設定]>[SSL 証明書][セキュリティ]グループ内)の順に選択します。リポジトリ内にある SSL 証明書のリストが表示されます。


    SSL_Certificates

  2. [追加]をクリックします。
  3. 証明書のプロパティを指定します。
    • 証明書の名前:リポジトリ内で証明書を識別するのに役立ちます。
    • 暗号化レベル:SSL 証明書の暗号化レベルを選択します。1024 ビットより大きい値を入力することをお勧めします。
    • 所在地と組織名を指定します。64 文字まで入力可能です。
    • SSL 証明書を購入するホスト名を指定します。例:your-domain.com
    • メールアドレスを入力します。
  4. この情報を基に秘密キーが生成されるため、間違いがないかよく確認してください。
  5. [SSL 証明書を購入]をクリックします。

    秘密キーおよび証明書署名リクエストが生成されます。これらは削除しないでください。MyPlesk.com ログインページが新しいブラウザウィンドウで開きます。

  6. 既存の MyPlesk.com アカウントへ登録またはログインし、ステップバイステップの手順に従って証明書を購入します。
  7. 購入する証明書の種類を選択します。
  8. [購入に進む]をクリックし、証明書を注文します。承認者のメールアドレスのドロップダウンで、正しい承認者メールを選択します。

    承認者メールとは、特定のドメイン名に対する証明書が、認証されたユーザによって要求されたことを確認するためのメールアドレスのことです。

  9. 証明書リクエストが処理されると、確認メールが届きます。承認すると、メールで証明書が届きます。
  10. 受信した SSL 証明書はローカルマシンかネットワークに保存してください。
  11. SSL 証明書リポジトリに戻ります([ツールと設定]>[SSL 証明書])。
  12. 画面中央にある[参照]をクリックして、証明書の保存された場所に移動します。証明書を選択し、[証明書をアップロード]をクリックします。証明書がリポジトリにアップロードされます。
  13. 追加した証明書の横のチェックボックスをオンにして、[Plesk をセキュリティ保護]をクリックします。

他の認証局からの SSL 証明書を使用してコントロールパネルを保護するには:

  1. [ツールと設定]>[SSL 証明書][セキュリティ]グループ内)の順に選択します。リポジトリ内にある SSL 証明書のリストが表示されます。
  2. [追加]をクリックします。
  3. 証明書のプロパティを指定します。
    • 証明書の名前:リポジトリ内で証明書を識別するのに役立ちます。
    • 暗号化レベル:SSL 証明書の暗号化レベルを選択します。1024 ビットより大きい値を入力することをお勧めします。
    • 所在地と組織名を指定します。64 文字まで入力可能です。
    • SSL 証明書を購入するホスト名を指定します。例:your-domain.com
    • メールアドレスを入力します。
  4. この情報を基に秘密キーが生成されるため、間違いがないかよく確認してください。
  5. [リクエスト]をクリックします。秘密キーおよび証明書署名リクエストが生成され、リポジトリに保存されます。
  6. 証明書のリストで、必要な証明書の名前をクリックします。証明書のプロパティを示すページが開きます。
  7. ページ内で CSR セクションを検索し、「-----BEGIN CERTIFICATE REQUEST-----」から「-----END CERTIFICATE REQUEST-----」までのテキストをクリップボードにコピーします。
  8. SSL 証明書を購入する証明書認証機関のウェブサイトを開き、サイトのリンクを辿って証明書の注文処理を開始します。CSR テキストを入力するよう指示されたら、クリップボードからオンラインフォームへデータを貼り付けて、[続行]をクリックします。入力した情報に基づいて、認証局が SSL 証明書を作成します。
  9. 受信した SSL 証明書はローカルマシンかネットワークに保存してください。
  10. SSL 証明書リポジトリに戻ります([ツールと設定]>[SSL 証明書])。
  11. 画面中央にある[参照]をクリックして、証明書の保存された場所に移動します。証明書を選択し、[証明書をアップロード]をクリックします。証明書がリポジトリにアップロードされます。
  12. 追加した証明書の横のチェックボックスをオンにして、[Plesk をセキュリティ保護]をクリックします。

自己署名証明書を作成する必要がある場合は、以下の手順に従ってください。

  1. [ツールと設定]>[SSL 証明書][セキュリティ]グループ内)の順に選択します。リポジトリ内にある SSL 証明書のリストが表示されます。
  2. [追加]をクリックします。
  3. 証明書のプロパティを指定します。
    • 証明書の名前:リポジトリ内で証明書を識別するのに役立ちます。
    • 暗号化レベル:SSL 証明書の暗号化レベルを選択します。1024 ビットより大きい値を入力することをお勧めします。
    • 所在地と組織名を指定します。64 文字まで入力可能です。
    • SSL 証明書を購入するホスト名を指定します。例:your-domain.com
    • メールアドレスを入力します。
  4. ・[自己署名]ボタンをクリックします。証明書が生成され、リポジトリに格納されます。