Virtuozzo containers 内の Plesk
Virtuozzo containers は、単一の物理サーバおよび OS インスタンス上に、隔離されたパーティションまたはコンテナを作成する OS 仮想化ソリューションであり、ハードウェア、ソフトウェア、データセンター、管理作業の効率を最大化します。
以下の処理が Virtuozzo containers 内で実行されている間は、この処理を Plesk から実行できません。
- サーバのネットワークカードへの IP アドレスの追加・削除
- ホスト名の変更
- システム日時の設定
Virtuozzo containers ハードウェアノードに IP アドレスを追加した後で、サーバ管理パネルの IP 再読み込み機能([ツールと設定]>[IP アドレス])を使用して Plesk の IP プールを更新する必要があります。
Virtuozzo containers 内に Plesk をインストールした場合は、コンテナ用にオフラインサービスパラメータを設定して、コンテナの管理に使用する Plesk ウェブインターフェースと Power Panel の両方を使用できるようにする必要があります。
デフォルトで、コンテナはオフライン管理サービスに以下のパラメータが使用可能であるように設定されています。VZPP-plesk(ポート 8443 上の通信のリダイレクト)と VZPP(ポート 4643 上の通信のリダイレクト)。VZPP-plesk サービスを無効にする必要があります。この作業は、Management Console ユーティリティを使用して Virtuozzo containers for Linux および Windows で行います。
Management Console を使用してコンテナを設定するには:
- Management Console を開きます。
- Virtuozzo containers ハードウェアノードに接続します。
- [Virtuozzo Containers]をクリックします。
- コンテナを選択して右クリックし、コンテキストメニューから[プロパティ]を選択します。
- [ネットワーク]>[オフライン管理]の順に選択して、VZPP-plesk サービスを無効にします。
Linux ベースのハードウェアノードでコマンドラインツールを使用してコンテナを設定するには:
- SSH 経由でハードウェアノードに接続します。
- 以下のコマンドを実行します。
vzctl set CT_ID --offline_management yes --offline_service vzpp --save
Linux ベースのハードウェアノードでコマンドラインツールを使用してコンテナを構成するには:
- リモートデスクトップ経由でハードウェアノードに接続します。
- 以下のコマンドを実行します。
vzctl set CT_ID --offline_management yes --save
vzcfgt set CT_ID offlineservices vzpp
コンテナを構成すると、Plesk からコンテナ管理機能を利用することができます([ツール]>[サーバ管理]グループの[コンテナ管理])。