ドメインエイリアスを追加する
ドメインエイリアスを使用すると、複数のドメイン名で同じウェブサイトを示すことができるようになります。これは、ブランディング目的などに役立てることができます。
Plesk でドメインエイリアスをセットアップするには:
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[ウェブサイトとドメイン]に進み、[ドメインエイリアスを追加]ウィザードを実行します。
- エイリアスを作成するドメイン(プライマリドメイン)とエイリアスのドメイン名(
alias.tld
など)を指定し、以下をセットアップします。
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プライマリドメインとの DNS ゾーンの同期化
このオプションを有効にすると、ドメインエイリアスの DNS ゾーンがプライマリドメインのゾーンと同期されます。プライマリドメインの DNS ゾーンで加えられた変更は、エイリアスの DNS ゾーンに自動的に適用されます。例えば、
blog.primary_domain.tld
のような CNAME レコードを作成すると、対応するblog.alias.tld
レコードがエイリアスのゾーンに追加されます。注:ドメインエイリアスの DNS ゾーンがプライマリドメインと同期されている場合、エイリアスの DNS ゾーンのリソースレコードを変更することではきません。
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メールサービス
Plesk では、ドメインエイリアスでのメールボックスの作成は許可されていません。代わりに、プライマリドメインのメールボックスが使用されます。[メールサービス]オプションを選択すると、プライマリドメインで作成されたメールボックスをエイリアスでも使用することができます。エイリアスのメールボックスに送信されたメールをユーザが読めるように、そのメールはプライマリドメインの対応するメールボックスにリダイレクトされます。
例:
mail@domain.tld
というメールアドレスであるとします。次に、domain.tld
のエイリアス(alias.tld
など)をセットアップします。ここで、[メールサービス]オプションを選択すると、mail@alias.tld
に送信されるすべてのメールをmail@domain.tld
で読めるようになります。このオプションを選択しない場合、メールボックスmail@domain.tld
では、mail@alias.tld
に送信されるメールは読めません。 -
ウェブサービス
このオプションをオンにすると、ウェブサイトはエイリアスの URL でブラウザに表示されます。[ウェブサービス]チェックボックスをオフにすると、[メールサービス]がオンになっている場合に限り、メールに対してエイリアスが使用されます。
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HTTP 301 コードでリダイレクト
Plesk のデフォルトでは、ウェブサーバ内部のリダイレクトがエイリアスとして使用されます。この場合、エイリアスは、訪問者やウェブ検索エンジンからは別々のウェブサイトのように見えます。この方式では、検索エンジンによりエイリアスのコンテンツが個別にインデックスされるので、プライマリドメインの検索エンジンランキングが低くなるという問題が発生します。
これを回避するには、[HTTP 301 コードでリダイレクト]を選択して、HTTP 301 コード(永久的に移動済み)でのリダイレクトを使用します。このようにすると、プライマリドメインだけが検索エンジンランキングの対象になります。詳しくは、http://support.google.com/webmasters/bin/answer.py?hl=en&answer=93633 を参照してください。
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Javaウェブアプリケーション
Linux プラットフォームがべースのホスティングサービスを使用しており、ドメインエイリアス経由でアクセス可能にしたいサイトに Java アプリケーションがインストールされている場合は、[Java ウェブアプリケーション]オプションをオンにします。