ウェブメールソフトウェア
複数のウェブメールソフトウェアパッケージをサーバにインストールしておき、ユーザに提供するものを選択できます。あるいは、ユーザを外部ウェブメールサービスにリダイレクトすることも可能です。これには、外部ウェブメールサービスアドレスのレコードを Plesk に追加して登録します。
ホスティングプランと契約のメール設定に、すべてのインストール済みウェブメールパッケージと登録済み外部ウェブメールサービスが一覧表示されます([メール]セクション)。ここで、ユーザにプロビジョンするウェブメールを選択可能です。
サポートされるウェブメールソフトウェア
デフォルトで、Plesk for Linux には Horde および RoundCube ウェブメールが、Plesk for Windows には Horde のみがインストールされます。さらに、Plesk for Linux は Atmail をサポートし、Plesk for Windows は以下のウェブメールクライアントをサポートします。
- MailEnable Web Client
- SmarterMail Web Client
- IceWarp(Merak)Mail Server Web Client
- Atmail Open
重要: 顧客に RoundCube を提供する場合、RoundCube データベースのバックアップは Plesk バックアップに含まれません。つまり、特定の契約またはサーバ全体を復元しても、顧客のカレンダーや連絡先などの RoundCube データは復元されません。
外部ウェブメールサービス
外部ウェブメールサービスを登録するには:
- [ツールと設定]>[ウェブメール]([メール]グループ内)の順に選択します。
- [ウェブメールを登録する]をクリックします。
- 以下を指定します。
- ウェブメールのサービス名:
-
ウェブメールサービスの URL:先頭に接頭辞
http://
またはhttps://
を付けてアドレスを指定します。 - 登録されたウェブメールサービスをホスティングプランの設定で選択できるようにするには、[有効]チェックボックスはオンにしておきます。
- [OK]をクリックします。
外部ウェブメールレコードのプロパティを変更するには:
- [ツールと設定]>[ウェブメール]([メール]グループ内)の順に選択します。
- [名前]列で該当エントリのリンクをクリックします。
- 必要な変更を行い、[OK]をクリックします。
ウェブメールサービスをホスティングプランに含めないようにするには:
- [ツールと設定]>[ウェブメール]([メール]グループ内)の順に選択します。
- 以下のいずれかを行います。
- サービスを実際には削除せず、一時的に選択不可にするには、該当するチェックボックスをオンにして[無効にする]を選択します。
この機能は、インストールされたウェブメールソフトウェアパッケージおよび外部ウェブメールサービスへのリンクが対象となります。
- サービスレコードを永久的に削除するには、該当するチェックボックスをオンにして[削除する]をクリックします。
これで削除できるのは、外部ウェブメールサービスへのリンクのみです。インストールされたソフトウェアパッケージを削除するには、Plesk インストーラ([ツールと設定]>[アップデート])を使用する必要があります。
- サービスを実際には削除せず、一時的に選択不可にするには、該当するチェックボックスをオンにして[無効にする]を選択します。