ウェブサイトのステータス
ウェブサイトのステータスでは、インターネット経由でウェブサイトを利用できるかどうか、およびウェブサイトでどのホスティングサービスを提供するかを定義します。クライアントがサービスの支払いを怠っている場合、ホスティング事業者は、サイトのステータスを変更しなければならないことがあります。サイト所有者は、サイトを一時的に利用できないようにしたい場合、そのサイトのステータスを変更することができます。
Plesk では、一時停止済み、無効、アクティブという 3 種類のウェブサイトステータスがサポートされます。
一時停止済みサイト
メンテナンスのためにサイトを閉鎖し、一時的に利用できないことを訪問者に知らせる場合は、ブラウザで開かれないようにサイトを一時停止することができます([ウェブサイトとドメイン]> ドメイン名 >[一時停止]リンク)。訪問者は、検索エンジン対応の 503 HTTP コード(サービスを利用できない)で「503 Service Unavailable」エラーページにリダイレクトされます。サイトの検索エンジンランキングには影響はなく、メールなどのホスティングサービスは、引き続き Plesk から利用したり管理したりすることができます。
エラーページをカスタマイズするには、顧客パネル >[ウェブサイトとドメイン]> ドメイン名を選択し、[エラーページを編集]リンクを使用します。
注:[エラーページを編集]リンクは、ウェブサーバエラードキュメントをカスタマイズするためのオプションがホスティングプランに含まれている場合([ウェブサイトとドメイン]> ドメイン名 >[ホスティング設定]で表示されるドメイン設定で、[カスタムエラードキュメント]が[オン]の場合)にのみ表示されます。
無効になったサイト
ウェブサイトの保守を停止する場合は、[ウェブサイトとドメイン]> ドメイン名 >[無効化]リンクでウェブサイトを無効にすることができます。訪問者には、ホスティング事業者が設定したウェブサーバのデフォルトページが表示され、サイトの検索エンジンランキングは低くなります。
無効になったウェブサイトは、サーバ上でホスティングされなくなり、 ウェブサーバ構成から除外されます。ただし、無効になったサイトの物理ディレクトリおよび物理ファイルには、FTP クライアントやファイルマネージャからアクセスすることができます。メールなどのホスティングサービスは使用できなくなります。
注:11.5 より前のバージョンの Plesk では、このステータスは一時停止と呼ばれていました。
アクティブサイト
ウェブサイトをオンラインに戻すには、[ウェブサイトとドメイン]> ドメイン名 >[アクティブ化]リンクを使用します。ウェブサイトは通常どおりに動作を開始します。