付録 F:SecureLVE のサポートを有効化する

Cloud Linux を稼働しているサーバに SecureLVE(Secure Lightweight Virtual Environment)拡張を導入するには、http://www.cloudlinux.com/docs/securelve.php の指示に従って SecureLVE パッケージをインストールしてください。

SecureLVE は、Plesk のインストール前またはインストール後にインストールできます。

SecureLVE が正しく機能するようにするためには、次のパッケージバージョンをインストールする必要があります。

  • liblve-0.7.3-2.el5.cloudlinux
  • securelve-0.6-3.el5.cloudlinux
  • vixie-cron-4.1-77.2.el5.cloudlinux
  • lve-0.7.3-2.el5.cloudlinux

SecureLVE は、インストール後に、コンソールで以下のコマンドを実行して初期化する必要があります。

securelve_init

重要:SecureLVE のインストール後に Plesk をインストールまたはアップグレードする場合は、securelve_init コマンドを再実行する必要があります。アップグレード後に、securelve_user <username> コマンドも使用して、SecureLVE を使用する各システムユーザアカウントに対して SecureLVE シェルを有効化してください。

SecureLVE を初期化した後で、システムで利用可能なシェルのリストを更新するには、Plesk に管理者としてログインし、[ツールと設定]>[サーバコンポーネント]の順に選択して[更新]をクリックします。

これで、サービスプランを変更し、SSH 経由のサーバアクセスを顧客に対してセットアップできるようになりました。

SecureLVE シェルへの顧客のログインを許可するには:

  1. サーバ管理パネルにログインします。
  2. [サービスプラン]> プラン名 >[ホスティングパラメータ]タブに移動します。
  3. [契約のシステムユーザによるサーバシェルへの SSH アクセス]チェックボックスをオンにして、メニューで「securelve_sh」オプションを選択します。
  4. [OK]をクリックしてプランのプロパティを保存します。