キーを管理する
Plesk サーバとリモートホスト間の VPN 接続を確立するには、接続の両端で同じ暗号化キーを持つ必要があります。このキーは、トラフィックの認証および暗号化のために必要となり、第三者によって通信が盗聴または妨害されないことが保証されます。新しいキーを生成またはアップロードするたびに、必ず通信の両端に同じキーを共有させてください。
暗号化キーは、コンポーネントのインストール中に自動的に生成され、特別なディレクトリに保存されます。ただし、初期キーを新しいキーに置き換えることもできます。
新しい VPN キーを生成するには:
- [拡張]>[Virtual Private Networking]に進みます。
- [Generate Key(キーを生成)]をクリックします。既存のキーが、新しいキーに自動的に置換されます。
注: 新しいキーが生成されると、古いキーは無効になります。通信を続行するには、新しいキーを通信相手と共有する必要があります。
生成したキーをローカルマシンに保存するには:
- [拡張]>[Virtual Private Networking]>[Download Key(キーをダウンロード)]を選択します。
- ディスク上の指定した場所にキーを保存します。
これで、このキーファイルを、リムーバブルメディア上の別ホストに送信したり、他の安全な方法で送信できるようになります。
別のマシンから受け取った暗号化キーをアップロードするには:
- [拡張]>[Virtual Private Networking]>[Upload Key(キーをアップロード)]を選択します。
- キーファイルの場所を指定して[OK]をクリックします。
このキー管理方法は、Plesk を実行する 2 つのサーバ間に VPN 接続を確立する場合に特に役立ちます。リモートホストに Plesk がインストールされていない場合は、クライアントパッケージを使用すると便利です。