VPN プリファレンスをセットアップする

VPN 接続をセットアップするには:

  1. [拡張]>[Virtual Private Networking]に進みます。
  2. 表示された[Preferences(プリファレンス)]ページで以下のパラメータを入力します。
    • [Remote Address(リモートアドレス)]には、通信先ホストのホスト名または IP アドレスを入力します。他のユーザが別のアドレスからサーバに接続できるようにしたい場合や、リモート IP アドレスが事前に分からない場合は、このフィールドを空白のままにします。ただし、1 台のサーバが複数のリモートホストと同時に通信することはできない点に注意してください。
    • [Remote UDP port(リモート UDP ポート)]には、このサーバからの UDP パケットの送信先となるリモートホストのポートを入力します。デフォルトポートは 1194 です。VPN は、暗号化されたトラフィックフローに UDP のみを使用しますが、仮想プライベートネットワーク上では TCP を含むすべての IP プロトコルがサポートされます。上記でリモートアドレスを指定していない場合は、このフィールドを空白に残すことができます。
    • [ローカル UDP ポート]には、サーバが受信 VPN トラフィックを listen するローカル UDP ポートを指定します。デフォルトポートは 1194 です。特定のポートを割り当てない場合はこのフィールドを空白のままにできますが、その場合は、上記のリモートアドレスとポートを入力してローカルホストから開始できるようにしないといけません。
    • [ローカルピアアドレス]および[リモートピアアドレス]は、VPN チャネルによって接続される 2 つのホストであり、トラフィックをルーティングするために対の仮想ネットワークインターフェイスが必要です。これらに、VPN サーキットの両端となる 2 つの IP アドレスを割り当てる必要があります。これらの IP アドレスはプライベートアドレススペースから選択する必要があり、トンネルのいずれ側であっても、ローカルネットワーク内のどの IP アドレスとも重複していないことが重要です。これらの 2 つのアドレスは、下 2 桁だけを変えます。例えば、最後の 8 ビットを「.1」と「.2」にします。これらのデフォルト値は、説明のみを目的としています。IP 競合の問題が発生しないように、必ずネットワークの実際の構成を確認してください。
  3. [OK]をクリックします。

注: Plesk VPN コンポーネントは、初期状態では無効になっています。VPN 機能を使用するには、[有効化]ボタンをクリックしてコンポーネントを有効化します。