クライアントパッケージを使用する

Plesk サーバに非 Plesk ホストを接続する作業を簡素化するために、Plesk には、非 Plesk ホスト用の構成ファイルと暗号化キーを含む、あらかじめ構成されたクライアントパッケージが用意されています。このアーカイブの内容は、事前に指定したプリファレンスに合わせて調整されています。

  • ユーザが Windows を実行している場合は、[For a Windows Client(Windows クライアント向け)]をクリックし、クライアントパッケージをローカルマシンにダウンロードして保存します。

    クライアントパッケージとは、以下のファイルとフォルダが含まれる ZIP アーカイブです。

    • Install TAP device.bat: コンピュータに TAP ドライバをインストールします。
    • Uninstall TAP device.bat: コンピュータから TAP ドライバをアンインストールします。
    • Connect to VPN.bat: VPN 接続を構築します。
    • System フォルダ: 暗号化キーおよび VPN プリファレンスが含まれます。

    TAP ドライバをインストールまたはアンインストールするには、コンピュータで Windows 管理者権限が必要です。

    TAP ドライバをインストールするには、install TAP device.bat ファイルを実行します。ドライバをインストールしたら、connect to VPN.bat ファイルを実行することにより、Plesk 対応サーバへの VPN 接続を確立することができます。OpenVPN ソフトウェア自体はクライアントパッケージに含まれており、インストールや削除は一切必要ありません。

  • ユーザが Unix を実行している場合は、[For a Unix client(Unix クライアント向け)]をクリックし、クライアントパッケージをローカルマシンにダウンロードして保存します。

    パッケージには、現在の VPN プリファレンスが定義された openvpn.conf ファイルと、VPN 接続の暗号化キーである vpn-key ファイルが含まれています。このパッケージを使用する場合は、OpenVPN(バージョン 2.0)がクライアントマシンにインストールされている必要があります。作業を円滑に進めるために、コンポーネントのテストに使用した OpenVPN 2.0 beta 11 を使用することをお勧めします。

Plesk サーバのプリファレンスが変更された場合や、新しいキーが生成され Plesk サーバにアップロードされた場合は、現在のキーと既存の VPN プリファレンスが含まれているクライアントパッケージをもう一度ダウンロードする必要があります。