4. (高度)代替パッケージリポジトリを使用する

デフォルトで、Plesk インストーラは Plesk のインストールやアップグレードに必要なパッケージを OS の標準リポジトリから取得します。ただし、まだ標準リポジトリにない最新のパッケージバージョンを使用したい場合、このバージョンを代替リポジトリからインストールすることができます。これには、サーバで当該リポジトリを有効化します。代替リポジトリを有効化する方法は、各リポジトリのウェブサイトで確認してください。

システムで代替リポジトリを有効化すると、Plesk インストーラが Plesk をインストールまたはアップグレードする際に、使用可能なすべてのリポジトリの中から最新バージョンのパッケージが使用されるようになります。例えば、Plesk アップデートに MySQL v.5.5.30 が含まれ、サーバ上で有効化されている別のリポジトリ(IUS など)には MySQL v.5.5.34 が含まれている場合、より新しいバージョン 5.5.34 がインストールされます。

重要: 旧バージョンから Plesk 12.5 にアップグレードし、本書の前バージョンに記載された指示に従って代替リポジトリを構成した場合、その指示に従って行ったすべての変更を元に戻してから、本書の指示に従って代替リポジトリを使用することをお勧めします。