Windows システムでのトラブルシューティング
ネットワーク接続に問題がある場合に、移行を完了するには:
移行・移管マネージャに「Network connection failed. Cannot connect to Plesk Migration Transfer Agent on the remote host(ネットワーク接続失敗。リモートホストの Plesk 移行・移管エージェントに接続できません)」というエラーメッセージが表示された場合、マシンまたはネットワーク構成が原因で移行・移管マネージャと移行・移管エージェントの間の接続で問題が発生しています。
この問題が発生した場合、以下を実行してください。
- 移行を停止します。
-
移行・移管エージェントの構成ファイル
WINAgentMng.exe.config
で、IP アドレスキーの値を確認します。- キーが指定されていないか、「0.0.0.0」に設定されている場合、このキーに有効な IP アドレスを指定してから以下を実行してください。
- 移行を開始する[Remote Host Connection Setup(リモートホスト接続セットアップ)]画面で、
WINAgentMng.exe.config
ファイルのIP address
キーに指定されている IP アドレスを[Remote host connection settings(リモートホスト接続設定)]の下の[Source host(ソースホスト)]フィールドに入力します。 - 「移行プロセスの概要」の章に従って移行を実行します。
-
WINAgentMng.exe.config
ファイルのIP
アドレス
キーに特定の IP アドレスが設定されている場合、これが有効なアドレスであり、移行のセットアップ中に[Remote Host Connection Setup(リモートホスト接続セットアップ)]画面の[Source host(ソースホスト)]フィールドに入力したアドレスと同じであることを確認してください。違う場合には、キーの値を「0.0.0.0
」に設定するか、WINAgentMng.exe.config
ファイルからキーを削除してください。
移行・移管マネージャを NAT の背後にインストールしており、この問題が発生した場合は、この方法では解決できません。両サーバを NAT を介さずに接続させ、移行を有効化する必要があります。
宛先サーバへのデータファイルの転送が失敗した場合に、移行を完了するには:
- ソースサーバで、必要なデータファイルが含まれているディレクトリを探します。
<データファイルのディレクトリ>
\migrator backup\
<
最新の作成日>
デフォルトで、
<
データファイルのディレクトリ>
はC:\PMMTemp\
ですが、「ソースサーバで移行・移管エージェントを構成する」セクションの説明に従って変更することができます。 - ディレクトリを宛先サーバにコピーします。
- ウェブブラウザで、宛先の Plesk に管理者としてログインします。
- [ツールと設定]>[移行・移管マネージャ]([ツール]グループ内)に進み、[移行を新規開始]をクリックします。
- [移行・移管エージェントによって処理済みであり、ローカルホスト上にあるデータを移管する]オプションをオンにします。
- [移行データファイルの場所]ボックスに、ステップ 3 でデータを保存したディレクトリへのパスを入力します。
- [次へ]をクリックします。
Plesk へのデータのインポートが失敗した場合に、移行を完了するには:
- ウェブブラウザで、宛先の Plesk に管理者としてログインします。
- [ツールと設定]>[移行・移管マネージャ]([ツール]グループ内)に進み、[移行を新規開始]をクリックします。
- [移行・移管エージェントによって処理済みであり、ローカルホスト上にあるデータを移管する]オプションをオンにします。
-
[移行データファイルの場所]ボックスに、以前に一時ファイルの場所として指定したディレクトリのパスを入力します。
デフォルト値は「
C:\temp
」です。 - [次へ]をクリックします。