移管を実行する
アカウントとウェブサイトを他のホスティングサーバのアプリケーションで移管するには:
- 宛先サーバで Plesk にログインします。
- [ツールと設定]>[移行・移管マネージャ]([ツールとリソース]グループ内)に進みます。
- 移行・移管マネージャコンポーネントにアップデートがないか確認するには、[同期]をクリックします。
- [新しい移行を開始する]をクリックします。
-
[別のサーバからデータを転送する]オプションはオンのままにして、次のオプションを指定します。
- ソースサーバのアドレスとポート番号(Linux/Unix システム)。移管したいデータが保存されているサーバの IP アドレスまたはホスト名を指定します。
ソースサーバが IPv6 アドレス上にある場合、IP アドレスの代わりにこのサーバのホスト名を指定する必要があります。
- ソースサーバの管理者のユーザ名とパスワード。
注記:[移行・移管エージェントによって処理済みで、ローカルホスト上にある移管データ]オプションを使用することにより、ファイルからデータをインポートできます。「移行および移管での問題のトラブルシューティング」セクションの説明に従います。これはもう 1 つのデータ転送方法です。転送元サーバがオフライン状態であり、過去にこのサーバからデータを収集したことがある場合に使用できます。
- ソースサーバのアドレスとポート番号(Linux/Unix システム)。移管したいデータが保存されているサーバの IP アドレスまたはホスト名を指定します。
- Plesk for Linux を使用している場合、移行・移管エージェントのアップロード先となるソースサーバ上のディレクトリを指定することもできます。
- 一時ファイルを保管するディレクトリへのパスを指定します。
- ソースサーバからユーザアカウント、ドメイン、およびサービス構成に関連するデータをすべて移管するか、または特定のアイテムだけを移管するかを指定します。
サーバ全体を移管することを選択した場合、ソースサーバからライセンスキーを移管するように移行・移管マネージャを構成することができます。このオプションは、宛先サーバにインストールされている Plesk バージョンにライセンスキーが適合しており、現在のライセンスキーの代わりにこれを使用したい場合に便利です。 - ソースサーバの一部の Plesk オブジェクト(ユーザアカウント、ドメインなど)が宛先サーバ上に既に存在する場合、[既存オブジェクトを置換]チェックボックスをオンにして置換することができます。
- [次へ]をクリックします。移行・移管マネージャは、指定されたサーバに接続し、ソースのホスティングプラットフォームのビジネスオブジェクトに関する情報を収集します。
- 個別アイテムのみ移管することを選択した場合は、移管したいユーザアカウントとドメインのチェックボックスをオンにしてください。また、移管するデータのタイプを指定します。
- すべての設定とコンテンツ。
- メール以外のすべての設定とコンテンツ。
- メールメッセージのあるメールアカウントのみ。
- [次へ]をクリックします。
- システムが潜在的な移管の問題(必要なコンポーネントが見つからないなど)を検出した場合、そのような問題のリストが表示されます。[次へ]をクリックして先に進む前に、このページのリンクを使用してすべての問題を解決することを推奨します。
- 使用する新しい IP アドレスを指定します。多数の IP アドレスがある場合は、この段階で、現在の IP マッピングファイルをダウンロードし、それをテキストエディタを使用するか独自の検索・置換スクリプトを作成して修正し、サーバに再びアップロードします。
IP マッピングファイルの構文を以下の例に示します。
10.10.10.10 192.168.1.2
ここで、
10.10.10.10
はソースサーバの IP アドレス、192.168.1.2
は宛先サーバで使用する新しい IP アドレスです。2 つの IP アドレスの間に、スペースを 1 つ挿入します。アドレスリストを作成する際は、1 行にマッピングエントリを 1 つずつ記入します。 - [次へ]をクリックします。データ移管プロセスがすぐに開始されます。