Plesk 9 以前のバージョンからのアップグレードを完了する

旧バージョン(Plesk 9 以前)の Plesk ソフトウェアと比べ、Plesk 10 以降のバージョンでは、ビジネスモデルに数々の重要な変更が加えられています。例えば、テンプレートとドメインではなくサービスプランと契約によってサービスが提供されるようになり、ドメイン管理者が補助ユーザに変わりました。変更内容について詳しくは、『管理者ガイド』の「Plesk 12.5 へのアップグレード後に」セクションを参照してください。

この章では、新しいビジネスモデルに完全に切り替えるために必要な作業について説明します。

Plesk 12.5 へのアップグレードまたは移管中に、大部分のユーザアカウントおよびドメインは新しいビジネスモデルに適合するように自動的に変換されます。ただし、リソース割当スキームの変更に伴い、複数のアクションを実行することと、新しいシステムでリソースをどのように割り当てるのかを決定する必要があります。

そのアクションは、次のようになります。

  1. Plesk の切り替えアシスタント機能を使用して、アカウントおよびリソースを完全に切り替えます。この手順は、「切り替えを完了する」セクションを参照してください。オブジェクトがどのように変換されるのかについて詳しくは、「変換スキームおよび推奨されるステップ」セクションを参照してください。
  2. 提供するサービスに応じてホスティング(リセラー)プランをセットアップし、移管されたアカウントおよび契約をプランに紐付けます。詳しくは、「新しいアカウントおよび契約をプランと紐付ける」セクションを参照してください。

サービスプランと契約に関する詳細は、『管理者ガイド』の「顧客とリセラー」の章を参照してください。

この章の内容:

変換スキームおよび推奨ステップ

切り替えを完了する

新しいアカウントおよび契約をプランと紐付ける

Cron タスクスケジューラ経由でのスクリプト実行(Linux ホスティング)