(高度)自動インストール

Plesk をインストールする前に」セクションで説明した手順が完了したら、Plesk のインストールに進むことができます。

Linux または Windows ベースのサーバに Plesk をインストールするには、Plesk インストーラユーティリティを使用します。Plesk インストーラユーティリティは、https://installer.plesk.com/plesk-installer(Linux)および http://autoinstall-win.plesk.com/plesk-installer.exe(Windows)からダウンロードできます。

Plesk のインストールを自動化するには

一般に、手動インストールで Plesk の大規模なデプロイメントを行うと時間がかかるため、このプロセスを自動化することをお勧めします。この自動化プロセスは、Plesk インストーラユーティリティのコマンドラインオプションをベースとして使用がベースとなり、すべてのインストールパラメータをあらかじめ定義することができます。従って、ユーザの入力を一切必要とせずにインストールを実行することができます。このようなインストールの実行方法は、「自動インストールを実行する」セクションを参照してください。

さらに、Linux 環境で Plesk の大規模デプロイメントを実行する場合、インストーラを自動的にコピーして指定サーバグループで自動的に実行するスクリプトを作成することができます。スクリプトの例は、「インストールスクリプトの例(Linux)」セクションを参照してください。Windows システムでも、リモートコマンドを実行するスクリプトを利用できますが、PsExec などの追加ツールが必要となります。そのため、弊社は Windows 版のサンプルスクリプトを提供していません。

インストール後の手順を自動化する

一般的な手動インストールが完了したら、Plesk にログインして、インストール後の作業をいくつか行う必要があります(Plesk の初期化、ライセンスキーのインストールなど)。複数の Plesk インストールを運用している場合、このプロセスも自動化することができます。Plesk インターフェースでのユーザ入力を回避したい場合、最適なアプローチとしては、オペレーションをコマンドラインインターフェースまたはリモート API(別名「XML API」)から実行します。Plesk のインストールを自動的に行う方法について詳しくは、「Plesk をインストールした後で」セクションの対応する箇所を参照してください。

自動インストールを高速化する

Plesk アップデートサーバのローカルミラーを作成することによって、複数インストールを飛躍的に高速化することができます。これにより、時間と帯域幅を節約し、インストールのセキュリティを維持することができます。カスタムミラーのセットアップ方法について詳しくは、「付録 C:Plesk アップデートサーバをミラーリングする」を参照してください。

このセクションの内容:

自動インストールを実行する

インストールスクリプトの例(Linux)