(オプション)Virtuozzo インストールに対して Power Panel コントロールを隠す
Plesk が Virtuozzo にインストールされている場合、管理者はウェブホスティング関連の作業では Plesk を使用し、コンテナの管理では Plesk Power Panel(PPP)を使用します。PPP は、管理者がオフライン管理モードを有効化すると利用可能になります。このモードが有効化され、Plesk がインストールされていると、PPP のいくつかのコントロールとメニューが Plesk の上部ナビゲーションペインと左ナビゲーションペインに表示されます。つまり、オフライン管理モードでは、PPP が Plesk に部分的に統合されます。
Plesk 10 以降では、PPP と Plesk を統合すると、予期しない結果を招く場合があります。例えば、オフライン管理を有効化すると、Plesk のアイコンが一部表示されなかったり、レイアウトが崩れる場合があります。これらの問題を回避するには、統合機能を使用せず、PPP と Plesk へのアクセスに別々のポート(4643 と 8443)を使用することをお勧めします。
PPP と Plesk を別ポートで機能させるには:
- Linux サーバでは、SSH 経由でハードウェアノードに接続し、以下のコマンドを実行します。
vzctl set CT_ID --offline_management yes --offline_service vzpp --save
- Windows サーバでは、リモートデスクトップ経由でハードウェアノードに接続し、以下のコマンドを実行します。
vzctl set CT_ID --offline_management yes --save
vzcfgt set CT_ID offlineservices vzpp