ウェブインターフェースを使用してアップグレードする
ウェブインターフェースを使用して Plesk のバージョン 8.x または 9.x を最新バージョンにアップグレードするには、以下の手順に従ってください。
重要:
1. Plesk SiteBuilder 4.5 はアップグレードされず、 Presence Builder(旧 SiteBuilder)の新しいバージョンが古いバージョンと並列してインストールされます。したがって、既存のサイトの管理は Sitebuilder 4.5 で行い、サイトの作成は Web Presence Buider または SiteBuilder 4.5 のいずれかで行うことになります。既存のサイトを新しいフォーマットにアップグレードする作業は、手動で行ってください。
2. Plesk Billing を使用していた場合、アップグレード対象のコンポーネントのリストに Customer & Business Manager コンポーネントを追加してください。
ウェブインターフェースを使用して Plesk をアップグレードするには:
- お使いの OS に適した Plesk インストーラユーティリティを https://installer.plesk.com/plesk-installer(Linux)または http://autoinstall-win.plesk.com/plesk-installer.exe(Windows)からダウンロードします。
- (Linux のみ)Plesk インストーラの実行パーミッションを以下のように設定します。
chmod +x plesk-installer
- Plesk インストーラを実行します。
Linux/Unix サーバの場合:
./plesk-installer --web-interface
Windows サーバの場合:
plesk-installer.exe
(Linux のみ)ブラウザを開き、アドレスバーに「https://your-host-name-or-IP-address:8447/」と入力します。Plesk インストーラのウェブインターフェースが開きます。
(Windows のみ)新しいブラウザウィンドウで Plesk インストーラウィザードが開きます。インストーラが開始すると、追加のコンソールウィンドウが開きます。このウィンドウには、ユーティリティで実行される操作が表示されます。インストールが完了するか、30 分間操作を行わないと、ユーティリティは終了します。
注:「Plesk をアップグレードする前に」セクションで説明したように、リリース階層に基づいて、アップグレードする Plesk ビルドを選択できるようになりました。デフォルトで、最新のジェネラルバージョンとレイトアダプタリリースのみがインストーラに表示されます。他の Plesk リリースをアップグレードするには、以下のインストーラオプションを使用してください。
--all-versions
は、利用可能なすべての Plesk バージョンを表示します。
--tier <
リリース階層>
は、指定したリリース階層の最新バージョンを表示します。 - (Windows のみ)インストールウィザードの言語を選択します。
- ウェブインターフェースにログインします。
- Windows 環境では、管理者のユーザ名(「Administrator」)と管理者のパスワードを入力し、[ログイン]をクリックします。
- Linux を実行している場合、システムの root ユーザとパスワードを入力し、[ログイン]をクリックします。
-
[ソースとインストール設定のアップデート]をクリックして、Plesk ディストリビューションパッケージのソースを指定します。
- デフォルトで、「オフィシャル Plesk アップデートサーバ」が選択されています。インストールファイルの格納場所を指定します。
- [ミラーサーバ]を選択した場合、[.inf3 ファイルのあるディレクトリへの URL]フィールドで .inf3 ファイルの保存場所を指定します。インストールファイルの格納場所を指定します。
- [ローカルメディア]を選択した場合、[.inf3 ファイルへの絶対パス]フィールドで .inf3 ファイルの保存場所を指定します。
- プロキシサーバを使用している場合は、[プロキシを使用して接続]チェックボックスをオンにして以下の設定を指定します。
- [プロキシアドレス]および[ポート]フィールドに、プロキシホスト名およびポート番号を指定します。
- このプロキシサーバで認証が必要な場合、[認証が必要]チェックボックスをオンにして、ユーザ名とパスワードを指定します。
- (Linux のみ)インストール言語を選択して[保存]をクリックし、インストールのプリファレンスを保存して、インストールに進みます。
- [製品のインストールまたはアップグレード]をクリックします。製品リストが表示されます。
- Plesk とアップグレード先のバージョンのチェックボックスをオンにします。デフォルトでは、最新の製品バージョンが選択されます。
- インストールするコンポーネントをレビューするには、[コンポーネントの選択をプレビューする]チェックボックスをオンにして[続行する]をクリックします。利用可能なコンポーネントのリストが表示されます。コンポーネントを選択または選択解除するには、該当するチェックボックスをオンまたはオフにします。すべてのコンポーネントを選択または選択解除するには、[すべて選択]または[なし]をクリックします。
- アップグレードを開始するには、[続行する]をクリックします。
パッケージがダウンロードされ、インストールされます。アップグレードが終了すると、「すべての製品とコンポーネントが正常にインストールおよびアップグレードされました(All products and components have been successfully installed and upgraded.)」という通知が表示されます。[OK]をクリックします。
Business Manager との強制統合
Business Manager 付きで Plesk をアップグレードすると、アップグレードの完了後、統合のセットアップに多少時間がかかります(5 分程度)。セットアップの実行中は、Plesk に Business Manager へのリンクが表示されず、Business Manager へのログインにパスワードが要求される可能性があり、ログイン時の認証情報が正しくないというメッセージが表示される場合があります。
強制的に統合するには、Business Manager にログインし、Plesk に手動で再接続してください。これを行うには、[ホーム]の[同期統計]に進み、対応するリンクをクリックし、Plesk ID を選択して、[再接続]をクリックしてください。