リモートデータベースを使用する契約を移管する

外部のデータベースサーバ、またはリモートデータベース上のデータベースを使用する契約を移管する必要があることがあります。

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MTM には、リモートデータベースを使用する契約を移管する場合に、次のようなオプションがあります。

  • 外部サーバのリモートデータベースをそのままにして、このサーバを宛先 Plesk に追加する。
  • リモートデータベースを宛先 Plesk のデフォルトデータベースサーバにコピーする。

リモートデータベースの場所を変えないで契約を移管する

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この方法では、宛先 Plesk に外部データベースサーバを登録する必要があります。移管の時点でそのサーバが登録されている場合、宛先サーバに移管された契約はソースサーバの契約と同じデータベースインスタンスを間違いなく使用します。

注: MTM は、移管の前にリモートデータベースのバックアップをソースサーバに保存します。

外部データベースサーバのリモートデータベースをそのままにして契約を移管するには:

  1. 宛先 Plesk に外部データベースサーバを登録します。この方法については、『管理者ガイド』の「データベースサーバを追加および削除する」セクションを参照してください。
  2. 契約を移管します(方法については「移管を実行する」セクションを参照してください)。

重要:11.5 より前のバージョンの Panel から契約を移管する場合は、移管後にソースサーバから契約を削除しないでください。削除すると、リモートサーバから契約のデータベースが削除され、そのデータベースのすべてのデータに移管された契約がアクセスできないことになります。ソースサーバの契約提供を停止するには、削除ではなく一時停止します。

誤ってリモートデータベースを削除した場合は、MTM によって移管の開始時にソースサーバに作成されたバックアップから復元できます。

Plesk 11.5 以降からの移管を実行する場合は、移管された契約を削除できます。リモートデータベースに影響はありません。

リモートデータベースを使用する契約を移管する

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リモートデータベースを宛先 Plesk のデフォルトデータベースサーバに移管する場合、リモートデータベースがあるデータベースサーバがこの Plesk に登録されていないことを確認します。

契約を移管して宛先 Plesk のデフォルトデータベースサーバにリモートデータベースをコピーするには:

  1. データベースがホストされているデータベースサーバが宛先 Plesk に登録されていないことを確認します。これは[ツールと設定]>[データベースサーバ]ページでチェックできます。
  2. 契約を移管します(方法については「移管を実行する」セクションを参照してください)。

    重要: 宛先の Plesk に必要なタイプのデータベースサーバが登録されていない場合、宛先サーバに必要なサーバをインストールすることが提案されます。必要なタイプのサーバをインストールしない、またはそのようなリモートサーバに接続しない場合、データベースは移管されません。