Virtuozzo containers for Linux 上の Plesk をアップグレードする

Virtuozzo containers for Linux 環境で機能している Plesk をアップグレードするには、以下に注意してください。

  • アップグレード前に、コンテナから Plesk Virtuozzo テンプレートを削除しないでください。
  • 新しいバージョンの Plesk にアップグレードする際は、インストールされたすべてのコンポーネントをアップグレードするように注意してください。これは、古いコンポーネントによって生じる競合を回避するためです。
  • 以前に postfix または qmail テンプレートをインストールしていた場合、アップグレード中に pp12-dovecot または pp12-courier-imap テンプレートをインストールしてください。インストールしないと、IMAP/POP3 サーバを使用できなくなる可能性があります。

Virtuozzo containers 環境にバージョン付き EZ テンプレートでインストールした Plesk をアップグレードするには:

  1. Plesk ウェブサイトから新しいテンプレートを入手し、以下のコマンドでインストールします。

    vzup2date -m batch -z install <テンプレートリスト>

    注:Virtuozzo では、vzup2date ユーティリティが廃止されています。代わりに yum を使用してください。

    付属するテンプレートについて詳しくは、「Linux Virtuozzo テンプレート」セクションを参照してください。

    サーバにインストール済の Plesk テンプレートを確認するには、vzpkg list を実行し、名前が pp で始まるテンプレートを探します。

  2. 以下のようなコマンドを実行して、Plesk テンプレートの最新バージョンを各コンテナにインストールします。

    vzpkg install <CTID> <テンプレートリスト>

    ここで <CTID> は、テンプレートをインストールするコンテナの ID で、<テンプレートリスト> は、ステップ 1 でアップグレードまたはインストールしたテンプレートのリストです。

    例:

    vzpkg install 444 pp12 pp12-kav

    注: メールサーバテンプレート pp12-qmailpp12-postfix を並行インストールしないでください。

     

    重要: 新しいテンプレート pp12-bind を追加する場合は、既にインストールされているテンプレートの新規バージョンをインストールした後で行うことをお勧めします。このようにしなければ、このハードウェアノードにデプロイしたすべての新しい Plesk コンテナに DNS サーバがインストールされません。DNS サーバなしで Plesk がどのように機能するのかについては、『管理者ガイド』の「Plesk で DNS サーバを使用しない場合」セクションを参照してください。

  3. アップグレード前にバージョン付きテンプレートを使用していた場合、以下のようなコマンドを使用して、各コンテナからテンプレートを削除してください。

    vzpkg remove <CTID> <古いテンプレートのリスト>

    例:

    vzpkg remove 444 pp10 pp10-kav

Virtuozzo 環境にバージョンフリー EZ テンプレートでインストールした Plesk をアップグレードするには:

  1. サーバにインストールした Plesk テンプレートを最新のバージョンにアップグレードし、必要なテンプレートを追加します。これを行うには、以下のコマンドを実行します。

    vzup2date -m batch -z install <テンプレートリスト>

    注:Virtuozzo では、vzup2date ユーティリティが廃止されています。代わりに yum を使用してください。

    付属するテンプレートについて詳しくは、「Linux Virtuozzo テンプレート」セクションを参照してください。

    サーバにインストール済の Plesk テンプレートを確認するには、vzpkg list を実行し、名前が pp で始まるテンプレートを探します。

  2. 以下のようなコマンドを実行して、Plesk テンプレートの最新バージョンを各コンテナにインストールします。

    vzpkg install -f <CTID> <コンテナのテンプレートリスト>

    vzpkg update <CTID>

    ここで <CTID> は、テンプレートをインストールするコンテナの ID で、<コンテナのテンプレートリスト> は、コンテナにインストールされたすべてのテンプレートおよびアップグレード中にインストールしたいテンプレートのリストです。

    例:

    vzpkg install -f 444 pp pp-kav

    注: メールサーバテンプレート pp-qmailpp-postfix を並行インストールしないでください。

     

    重要: 新しいテンプレート pp-bind を追加する場合は、既にインストールされているテンプレートの新規バージョンをインストールした後で行うことをお勧めします。このようにしなければ、このハードウェアノードにデプロイしたすべての新しい Plesk コンテナに DNS サーバがインストールされません。DNS サーバなしで Plesk がどのように機能するのかについては、『管理者ガイド』の「Plesk で DNS サーバを使用しない場合」セクションを参照してください。

Virtuozzo 環境でのオぺレーションについて詳しくは、Virtuozzo containers のマニュアル(http://www.odin.com/jp/support/virtualization-suite/pvc/)を参照してください。