タスクをスケジューリングする(Windows)
決まった時間にホスティングアカウントでスクリプトを実行する必要がある場合は、Plesk のタスクスケジューラを使用して、スクリプトを自動実行することができます。
Plesk のインストール時に、以下のタスクが自動的に作成されます。
- Update antivirus database:Odin Premium Antivirus データベースを更新します。
- Statistics calculation:トラフィックやディスク容量といったリソース使用量の統計を生成します。
これらのタスクはサイト統計、データベース、レポートに関連しているため、変更または削除しないことをお勧めします。
タスクをスケジューリングするには:
- [ウェブサイトとドメイン]>[スケジュール済みタスク]に進みます。
- [タスクを追加]をクリックします。
- スケジュール済みタスクを、作成後すぐに有効にしたい場合、[アクティブ]チェックボックスをオンにしておきます。
- [説明]フィールドにタスクの名前を入力します。
-
[通知]で、スケジューラがタスク実行時に通知を送信するかどうかを指定します。以下のオプションが使用できます。
- 送信しない:通知しません。
- デフォルトメールアドレスに送信:デフォルトメールアドレスに通知を送信します。
- 指定メールアドレスに送信:該当フィールドで指定したメールアドレスに通知を送信します。このオプションの選択後、右側のフィールドにメールアドレスを入力する必要があります。
- 実行するコマンドまたは実行可能ファイルを指定します。[実行可能ファイルのパス]入力ボックスに入力します。オプションを指定してコマンドを実行する必要がある場合は、オプションを[引数]フィールドに入力します。
- 例えば、ディスク容量を計算する統計計算タスクを実行し、example.com および example.net ドメインの詳細を表示するには、[実行可能ファイルのパス]入力ボックスに次のパスを指定します。
C:\Program Files (x86)\Parallels\Plesk\admin\bin\statistics.exe
次に、以下のオプションを[引数]フィールドに入力します。
--disk-usage --process-domains=example.com, example.net
?verbose
- 独自の php スクリプトをタスクスケジューラを使用して実行するには、以下のパスを[実行可能ファイルのパス]入力ボックスに指定します。
C:\Program Files (x86)\Parallels\Plesk\Additional\PleskPHP5\php.exe
次に、以下のスクリプトの場所を[引数]フィールドに入力します。
C:\Inetpub\vhosts\mydomain.tld\httpdocs\myscript.php
- 例えば、ディスク容量を計算する統計計算タスクを実行し、example.com および example.net ドメインの詳細を表示するには、[実行可能ファイルのパス]入力ボックスに次のパスを指定します。
- [タスクの優先度]フィールドで、適切な優先度を選択します。タスクの優先度は、低、中、高から選択できます。
- [時]、[日]、[月]、[曜日]フィールドで適切なチェックボックスをオンにして、コマンドをいつ実行するかを指定します。
- [OK]をクリックしてタスクをスケジュールするか、[今すぐ実行する]をクリックしてスケジュールしたタスクを今すぐ実行します。
スケジュール済みタスクの実行を一時停止するには:
- [ウェブサイトとドメイン]>[スケジュール済みタスク]に進みます。
- 一時停止するタスクを選択し、該当するリンクを[説明]列でクリックします。
- [スイッチオン]チェックボックスをオフにします。
- [OK]をクリックします。
スケジュール済みタスクを再開するには:
- [ウェブサイトとドメイン]>[スケジュール済みタスク]に進みます。
- 実行を再開するタスクを選択し、該当するリンクを[説明]列でクリックします。
- [スイッチオン]チェックボックスをオンにします。
- [OK]をクリックします。
タスクをキャンセルするには:
- [ウェブサイトとドメイン]>[スケジュール済みタスク]に進みます。
- キャンセルするタスクの左側にあるチェックボックスをオンにして、[削除]をクリックします。
- 削除を確認して[OK]をクリックします。