IP アドレスを表示する
ホスティングパッケージに含まれる IP アドレスを参照するには、［ツールとユーティリティ］>［IP アドレス］に進みます。
IP アドレスのリストと以下の補足情報が表示されます。
- IP アドレスがネットワークインターフェースで正しく構成されている場合、［S］（ステータス）列に
アイコンが表示されます。プロバイダがリセラーの IP アドレスをネットワークインターフェースから削除すると、
アイコンが表示されます。 - 専用 IP アドレスがリセラーにされている場合、［T］（タイプ）列に
アイコンが表示されます。このアドレスがサービスプロバイダの他の顧客と共有されている場合は 
アイコンが表示されます。専用 IP アドレスは他のユーザに使用されないため、以下のいずれかのホスティングに使用できます。- SSL（Secure Sockets Layer）暗号化によって保護されている単一の e-コマースウェブサイト。
または
- SSL（Secure Sockets Layer）暗号化を必要としない複数ウェブサイト。
注： 共用 IP アドレスは、e-コマース以外のウェブサイトのホスティングのみに使用する必要があります。
- ［証明書］の列は、（どのドメイン名に対する）どの SSL 証明書が IP アドレスに関連付けられているのかを示します。
- ［FTP over SSL］列（Windows ベースサーバ上）は、この IP アドレスでホストされているいずれかのドメインで、セキュアな FTP 接続（SSL 経由の FTP）を使用できるかどうかを示します。
- ［ホスティング］列は、IP アドレスでホストされるウェブサイトの数を示します。これらのウェブサイトのドメイン名を表示するには［ホスティング］列で数字をクリックします。
IP アドレスに対して、以下のオペレーションを実行することができます。
- IP 割り当てタイプの変更。ウェブサイトのホスティングに使用する前に、IP アドレスを共有にするか専用にするかを決めることができます。これによって、Plesk で共有と専用を判別できるようになり、専用 IP アドレスを一度に複数の顧客に対して使用することはできなくなります。専用 IP アドレスは単一の顧客の契約でしか使用できませんが、共有 IP アドレスは複数の顧客の契約で共有することができます。本物のデジタル証明書による SSL 保護および匿名 FTP サービスを使用できるのは、専用 IP アドレスを使用する専用ホスティングアカウントのみです。共用ホスティングアカウントでも SSL 保護を利用できますが、このような保護サイトを閲覧すると、ブラウザにエラーメッセージが表示されます。
- IP アドレスに SSL 証明書を割り当てる。これにより、選択した SSL 証明書が、この IP アドレスでホストされるすべてのウェブサイトに割り当てられます。
- デフォルトのウェブサイトを選択する。ユーザは IP アドレスを入力することによってサーバ上のウェブリソースを参照することができますが、そのアドレスで複数のウェブサイトがホストされている可能性があります。Plesk はそのような場合にどのサイトを表示するのかを認識できる必要があります。ある IP アドレスで最初に作成されたウェブサイトが自動的にデフォルトウェブサイトになりますが、他のウェブサイトを選択してデフォルトにすることもできます。
IP アドレスの割り当てタイプ（共用、専用）を変更するか、他の SSL 証明書を IP アドレスに割り当てるか、デフォルトウェブサイトを選択するには：
- ［ツールとユーティリティ］>［IP アドレス］に進み、必要な IP アドレスをクリックします。
- 必要な変更を加え、［OK］をクリックします。