サーバからサーバへ顧客データを移管する場合、IP アドレスもソースサーバから宛先サーバへ移管する必要がある場合があります。これが失敗すると、DNS の解決で問題が発生したり、顧客のカスタマイズ内容が破壊される可能性があります。
ソースサーバから宛先サーバへ IP アドレスを移管するには、以下の手順に従います。
注: ソースサーバの各 IP アドレスを、別々のプレースホルダ IP アドレスにマッピングしてください。混乱を避けるために、内部 IP アドレスは 10.*.*.* の範囲に作成して、後半 3 オクテットはソースサーバの IP アドレスと同じにします。例えば、188.43.64.218 という IP アドレスをマッピングするには、宛先サーバに 10.43.64.218 という IP アドレスを作成します。
注: ルーティング可能な IP アドレスを、対応するプレースホルダ IP アドレスに必ずマッピングしてください。つまり、移管中に 188.43.64.218 という IP アドレスを 10.43.64.218 という IP アドレスにマッピングした場合、このステップで、IP アドレス 10.43.64.218 を他の IP アドレスではなく 188.43.64.218 に再びマッピングしてください。