Plesk では、特定の PHP 拡張を有効化/無効化したり、さまざまな PHP 設定を手動で構成したりできます。これらの設定は、PHP バージョンごとに構成することができます(たとえば、PHP 5.3 と PHP 5.4 でまったく異なる拡張を有効化することが可能)。また、設定はすべての PHP ハンドラタイプに適用されます(たとえば、PHP 5.3 に対して xdebug 拡張を有効化すると、ハンドラタイプが CGI、FastCGI、PHP-FPM のどれであっても、PHP 5.3 を使用するすべてのドメインに対してこの拡張が有効化されます)。

個別の PHP バージョンの PHP 設定を変更するには、[ツールと設定] > [PHP 設定]に進み、設定を変更したい PHP バージョンが含まれる PHP バージョン + ハンドラタイプの組み合わせの名前をクリックします。たとえば、PHP 5.3 の設定を変更したい場合、「5.3.3 Apache モジュール」または「5.3.3 FastCGI アプリケーション」のどちらかをクリックします。以下の PHP 設定を管理できます。

  • 事前定義されたリストから PHP 拡張を有効化/無効化する。
  • php.ini ファイルを編集して、必要な PHP 設定を構成する。

すべての変更内容は、該当する PHP バージョンを使用するすべてのウェブサイトに影響を与えます。PHP 設定を管理するパーミッションを持つ顧客は、自分のドメインとサブドメインの PHP 設定を構成することができます。ドメインレベルで構成した設定は、サーバ全体での共通設定より優先されます。