バックアップをスケジューリングする
データのバックアップをスケジューリングするには:
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[ツールと設定] > [バックアップマネージャ]([ツールとリソース]の下)> [スケジュール]の順に選択します。
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[このバックアップタスクをアクティブにする]チェックボックスをオンにしておき、以下を指定します。
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[バックアップタスクの実行スケジュール]の横で、バックアップをいつ、どのような頻度で実行するかを指定します。
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ディスクスペースの使用量を抑え、バックアッププロセスの処理時間を短縮するために、[増分バックアップを使用]がデフォルトでオンになっています(詳しくは、増分バックアップを参照してください)。
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[フルバックアップを実行]の横で、フルバックアップを実行する頻度を選択します。許可される値のリストは、[バックアップタスクの実行スケジュール]で選択した期間に応じて異なります。
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Plesk で古いバックアップを自動的に削除したい場合は、保存するフルバックアップファイルの最大数を指定します(スケジュール済みバックアップと手動バックアップの両方を含む)。詳しくは、バックアップのローテーションを参照してください。
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[バックアップ]の横で、バックアップ対象のデータを選択します。設定だけバックアップするか、設定とユーザデータをバックアップすることができます。バックアップの内容については、「バックアップおよび復元」セクションを参照してください。
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[保存場所]の横で、Plesk がバックアップを保存するローカルストレージのパスを確認できます。リモートストレージを構成するには、関連するリンクをクリックしてください。
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リモートストレージを構成した場合、バックアップを分割できます。それには、[マルチボリュームバックアップを作成、ボリュームサイズ(MB)]チェックボックスをオンにして、ボリュームサイズをメガバイト単位で指定します。
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すべてのログファイル(システムディレクトリからのログを含む)をバックアップの対象外にするには、[ログファイルを除外]チェックボックスをオンにします。
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一部のファイルやディレクトリをバックアップから除外することもできます。たとえば、一時ファイルディレクトリや、自分にアクセス権がないファイル(エラーを回避するため)です。これには、[バックアップから特定のファイルを除外]チェックボックスをオンにしてから、除外するファイルとディレクトリを指定します。
以下のルールに従ってファイルやディレクトリを指定してください。
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複数のファイルを指定するには、改行または「,」記号で区切ります。
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「*」マスクを使用すると、ファイル名またはディレクトリ名の「/」以外の任意の 1 文字に置き換えられます。たとえば、/some/*/logs は、some ディレクトリ内のいずれかのサブディレクトリの logs ディレクトリを指します。/some/log* は、some ディレクトリ内にある log で始まる名前のファイルまたはディレクトリです。*/logs は、契約のルートディレクトリのいずれかのサブディレクトリにある logs ディレクトリです。
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「**」マスクを使用すると、複数の連続する文字またはディレクトリに置き換えられます。たとえば、**/logs は、契約のルートディレクトリ内にある一連のサブディレクトリ内にある logs ディレクトリを示します。
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ディレクトリパスは「.」または「..」と同じであってはならず、「t」、「n」などの特殊文字は使用できません。
注釈: [ログファイルを除外]および[バックアップから特定のファイルを除外]チェックボックスは、[ユーザファイルおよびデータべース]を選択した場合にのみ使用可能になります。
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バックアップ中に問題が発生した場合にメール通知を受け取るには、[このバックアップタスクを実行中にエラーが発生したときに、次の宛先に通知メールを送信]チェックボックスをオンにします。プロファイルで指定したメールアドレスが Plesk から提案されます。必要に応じてメールアドレスを別のものに変更してください。
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[OK]をクリックします。
スケジュール済みバックアップの設定の変更や、スケジュール済みバックアップの無効化は、いつでも可能です。
スケジュール済みバックアップを無効にするには:
- [ツールと設定] > [バックアップマネージャ]([ツールとリソース]の下)> [スケジュール]の順に選択します。
- [このバックアップタスクをアクティブにする]チェックボックスをクリアして[OK]をクリックします。