Plesk は、自身のデータベース、コンポーネントが使用するデータベース(ウェブメールサービス用のデータベースなど)、ホスティング顧客のウェブサイトや APS アプリケーションによって作成されるデータベース(WordPress データベースなど)を格納するためにデータベースサーバを必要とします。

Plesk はほとんどのデータベースエンジンに対応しており、必要なデータベース管理ツールが付属しています。Plesk と同じサーバ上またはリモートマシン上のデータベースサーバを Plesk で使用できます。

デフォルトで Linux サーバでは、データベースエンジンが Plesk と同じサーバに OS ベンダー(Linux)のリポジトリまたは独自のカスタムリポジトリからインストールされます。Windows サーバでは、データベースエンジンは Plesk にパッケージされており、Plesk と同じサーバにインストールされます。

Plesk for Linux のデータベースサーバソフトウェア

Plesk for Linux は、MySQL/MariaDB および PostgreSQL データベースサーバをサポートします。Plesk は、使用している Os のリポジトリにある MySQL/MariaDB パッケージと PostgreSQL パッケージを使用します。ただし MySQL/MariaDB 5.5 は例外で、Plesk にパッケージされており、限られた数の Os のみでサポートされます。

MySQL/MariaDB は Plesk のインストール時にインストールされます。追加で、PostgreSQL を[ツールと設定] > [アップデート] > [コンポーネントを追加/削除] > [PostgreSQL server]からインストールできます。

また、Plesk に外部の MySQL または PostgreSQL データベースサーバを登録することもできます。詳しくは、「データベースサーバを追加および削除する」を参照してください。サポートされているデータベースサーババージョンの一覧については、リリースノートを参照してください。

CloudLinux にインストールした Plesk では、MySQL/MariaDB 5.5 を使用できます。MySQL/MariaDB 5.5 は Plesk にパッケージされており、[アップデート] > [コンポーネントを追加/削除]からインストールできます。

Plesk for Windows のデータベースサーバソフトウェア

Plesk for Windows でサポートされるデータベースサーバは、MariaDB、Microsoft SQL、MySQL です。

MariaDB はデフォルトでインストールされており、Plesk データベースと顧客のウェブサイトで使用されます。

デフォルトで Plesk には複数バージョンの Microsoft SQL Server が付属します。インストールするには、[ツールと設定] > [アップデート] > [コンポーネントを追加/削除]に進みます。

また、Plesk に外部の Microsoft SQL、MySQL、MariaDB サーバを登録することもできます。詳しくは、「データベースサーバを追加および削除する」を参照してください。

他のデータベースエンジンとの連携用に、Plesk for Windows では ODBC が採用されています。詳しくは、「外部データベースに接続する(Windows)」を参照してください。

サポートされるデータベースサーババージョンのリストは、リリースノートを参照してください。

注釈: Plesk でのデータベースの管理方法については、「ウェブサイトのデータベース」を参照してください。