このセクションでは、さまざまな Plesk 機能のオン/オフを切り替える方法や変更する方法、Plesk 内でリンクをカスタマイズする方法について説明します。たとえば、メールサービスに関連するすべてのコントロールを非表示にしたり、Plesk にプロモーションリンクを表示したりできます。これを含む他のカスタマイズオプションについて詳しくは、このセクションのサブセクションを参照してください。

Plesk インターフェース要素を表示、非表示、編集するには、特別なコマンドラインユーティリティの実行、Plesk ライセンスキーの変更、構成ファイルの変更、Plesk Partner Central での Plesk サーバ設定の構成のうちいずれかのアプローチを使用するか、それらを組み合わせて使用します。

これらのアプローチの詳細は以下のとおりです。

  • コマンドライン:Plesk GUI を変更するには、panel_gui および server_pref ユーティリティを実行します。詳しくは、『Reference for Command Line Utilities』マニュアルの該当する章を参照してください。
  • ライセンスキーのアップグレード:ライセンスのアップグレードは、ウェブベースの Partner Central インターフェースまたは XML ベースのリモートコールプロトコルであるパートナー API 経由で実行できます。このアプローチについては以下で詳しく説明します。
  • Plesk 構成ファイル:Plesk GUI を変更するには、以下の構成ファイルを編集する必要があります。
    • panel.ini :Plesk のカスタマイズ
    • config :Presence Builder のカスタマイズ
  • Plesk Partner Central で Plesk を構成する:このアプローチを使用すれば、複数の Plesk インストールを一度に構成することが可能です。Partner Central UI から Plesk 構成パラメータをセットアップし、これらの設定を 1 つ以上のライセンスキーと紐付けることができます。このアプローチについては以下で詳しく説明します。

注釈: Plesk Partner Central は、Plesk ライセンスの購入、追跡、管理のための新しいユーザインターフェースです。これまで使用していた Plesk Key Administrator は、パワフルなバックエンドシステムとして機能しています。Key Administrator の代わりに Partner Central を使用することをお勧めします。

ライセンスキー

Plesk ライセンスには、オンまたはオフにできる*追加機能*があります。Plesk Partner Central のウェブベース管理インターフェースまたは*パートナー API* にアクセス可能なユーザは追加機能を管理できます。

ライセンスレベルでライセンスの変更を実行するか、デフォルト設定にして、自社に対して作成されたすべてのライセンスに自動的に適用できます。パートナー全体にデフォルトを適用するか、ライセンスレベルで特定の追加カスタマイズを有効にするには、いずれの場合も、Plesk営業担当までお問い合わせください。

注釈: パートナー API でオフにした機能を元に戻す方法は文書化されていません。元に戻す必要がある場合は、ウェブベースのユーザインターフェース(Partner Central)を使用するか、営業担当までお問い合わせください。

ウェブベースの Partner Central ユーザインターフェース

Partner Central UI の[Manage Licenses]タブで追加機能をオン/オフにできます。

  • 新しいライセンス*で特定の機能をオンまたはオフにするには、**[Buy New License]*ウィザード起動して、ステップ 3(機能管理)で当該機能を追加します。
  • *既存のライセンス*の必要な機能をオン/オフにするには、ライセンス名をクリックして、**Upgrade**コマンドを選択します。次に、ステップ 2(機能管理)で機能を追加します。
  • ライセンス機能をオフにするには、それをライセンスからデタッチします。

ライセンス機能の管理について詳しくは、『Partner Central User Guide』の「Managing Licenses」および「Purchasing Licenses」のセクションを参照してください。また、Partner Central の UI で[ヘルプ]リンクをクリックしてこのガイドにアクセスすることもできます。

パートナー API

パートナー API を使用して追加機能を新規または既存のライセンスでオフにするには、特定の機能 API ID を設定した適切な API メソッドを実行します。

新規ライセンスの場合

オフにする機能の API ID を partner10.createKey メソッドの「array of identifiers of upgrade plans」パラメータに追加して、これを実行します。

このメソッドの仕様について詳細は、以下を参照してください。

http://central.plesk.com/docs/partner-api/1.0Specifications of Methods/partner10.createKey

既存のライセンスの場合

オフにする機能の API ID を partner10.upgradeKey メソッドの「upgrade plan name」パラメータに追加して、これを実行します。

このメソッドの仕様について詳細は、以下を参照してください。

http://central.plesk.com/docs/partner-api/1.0Specifications of Methods/partner10.upgradeKey

Partner Central で Plesk を構成する:

Partner Central UI の[Product Configuration(製品)]タブで構成をセットアップし、[Manage Licenses(ライセンス管理)]タブで複数のライセンスに設定を適用できます。Partner Central はこれらのライセンスキーを持つすべての Plesk インスタンスに設定を自動的に適用します。コマンドライン、ライセンスキーのアップグレード、Plesk 構成ファイルによって定義した設定により、後でこれらの設定を上書きできます。

カスタム構成の作成について詳しくは、『Partner Central User Guide』の「Configuring Multiple Plesk Installations」セクションを参照してください。また、Partner Central の UI で[ヘルプ]リンクをクリックしてこのガイドにアクセスすることもできます。