新規ライセンス

Plesk Onyx には 3 種類のエディションがあるため、Plesk の Onyx ライセンスにも、Web Admin、Web Pro、Web Host という 3 種類のエディションがあります。それぞれのライセンスに、以下の 2 種類のプラットフォームタイプがあります。

  • VPS: Virtuozzo(コンテナおよび VM)、VMware、Xen、Hyper-V などあらゆる仮想プラットフォームで使用可能
  • 専用:VPS または専用サーバのいずれかにインストール可能

Plesk Onyx から、 Plesk for Windows ライセンスと Plesk for Linux ライセンスという区別が廃止されています。つまり、同じライセンスを Windows サーバと Linux サーバのどちらにでもインストールできます。

月額リースライセンスをお使いの場合に限り、エディション間でのアップグレード/ダウングレードが可能です。以下のアップグレードパスがあります。

  • Web Admin から Web Pro/Web Host
  • Web Pro から Web Host

また、アップグレードは、同じプラットフォームタイプ内でのみ可能です。たとえば、VPS ライセンスは VPS ライセンスにのみ、専用ライセンスは専用ライセンスにのみアップグレードできます。

新しいアドオン

Plesk Onyx アドオンモデルには以下の変更が加えられています。

  • アドオンには Windows 用と Linux 用の区別がなく、すべてのライセンスに適用することができます(PowerPack など)。
  • アドオンには VPS専用 という 2 種類のタイプがあり、それに応じて価格が変わります。アドオンのタイプは親ライセンスのタイプ( VPS または 専用 )と一致していなければなりません。
  • 小売(買い切り)ライセンス用に購入した場合でも、アドオンは月額リースとしてのみ使用できます。

Plesk Onyx では、以下の新しいアドオンが使用できます。

アドオン Web Admin Web Pro Web Host
WordPress Toolkit あり なし* なし*
Atomicorp 社の ModSecurity ルールをすべて搭載したセキュリティコア あり あり あり
開発者パック あり なし* なし*

* エディションに既に含まれているアドオンについては、このエディション用に購入することはできません。

有償のアドオンを追加した下位エディションのライセンスから、このアドオンが標準で含まれる上位のエディションにアップグレードすると、このアドオンは無償に変わります。無償のアドオンが含まれるライセンスから、このアドオンが含まれない下位エディションに再びダウングレードすると、アドオンは有償に戻ります。

ソフトウェアアップグレードサービス(SUS)

これまで、SUS はドメイン機能に含まれていました。Plesk Onyx では、ドメイン上限がライセンスタイプの一部となっているため、小売(買い切り)ライセンス用の SUS は、独立した機能(Plesk 用の 1 年間の SUS(買い切り))として提供されています。初回購入時に必ず SUS を購入する必要があります。

旧ライセンスとの互換性

Plesk Onyx は Plesk 10.x/11.x/12.x 以降のリース ライセンスで機能します。Plesk をアップグレードすると、Plesk Onyx の機能を有効化するプロパティがこのようなライセンスに追加されます。追加される Plesk Onyx 機能は、ライセンスで許可されているドメイン数に応じて異なります。

ライセンスのドメイン数上限 WordPress Toolkit セキュリティコア 送信アンチスパム ServerShield
10 ドメイン   あり あり あり
30〜300 ドメイン/無制限 あり あり あり あり

これらのアドオンは 2 年間無償で追加されます。

Plesk Onyx のアドオン(ModSecurity 用の Atomic Security 全ルールセットなど)を旧バージョンの Plesk 用に購入することはできません。ライセンスは Plesk Onyx フォーマットでなければなりません。

購入済みの Plesk 旧バージョンのライセンスは、SUS が付属していれば Plesk Onyx にアップグレードできます。SUS が付属していなければ、Plesk Onyx にアップグレードするときに Plesk Onyx の新規ライセンスを購入する必要があります。