SSL/TLS 証明書の販売者の URL は、コマンドラインインターフェースからのみ変更できます。

[SSL/TLS 証明書を購入]ボタンと[証明書を表示]ボタンの URL を「https://www.example.com」に変更するには、以下のコマンドを実行します。

  • Plesk for Linux
plesk bin panel_gui  -p -cert_purchasing_url https://www.example.com
  • Plesk for Windows
"%plesk_dir%\bin\panel_gui.exe" -p -cert_purchasing_url https://www.example.com

POST リクエストの形式

SSL/TLS 証明書の購入または表示に使用するボタンは、上記のコマンドで指定された URL にリンクしているだけではありません。実際には、Plesk はこの URL に POST リクエストを送信します。POST リクエストボディの形式は、ボタンの機能に応じて異なります。たとえば、SSL/TLS 証明書の購入に使用するボタンの場合、リクエストボディには、ドメイン名、ビジネス名、国などの CSR パラメータが含まれます。

以下の表は、POST リクエストで送信されるパラメータの詳細を示します。

ボタンの位置 POST リクエストボディ内のパラメータ
  • サーバ管理パネル、[ツールと設定]>[SSL/TLS 証明書]>[追加]>[SSL/TLS 証明書を購入]
  • 顧客パネル、[ウェブサイトとドメイン]>[サイトをセキュリティ保護する]>[SSL/TLS 証明書を追加]>[SSL/TLS 証明書を購入]

csr = <エンコードされたリクエスト>

csr_domain = <ドメイン名>

csr_bits = <キーサイズ>

csr_email = <管理者のメールアドレス>

csr_company = <会社名>

csr_department = <組織の部門名>

csr_state = <都道府県/州>

csr_city = <市区町村>

csr_country = <国>

action = CREATE_CERT

csr = -----BEGIN CERTIFICATE REQUEST----- MIICyTCCAbE CAQAwgYMxCzA JBgNVBAYTAlJVMQww CgYDVQQIEwNOc2sx DDAKBgNV ...-----END CERTIFICATE REQUEST-----

csr_domain = example.com

csr_bits = 2048

csr_email = admin@example.com

csr_company = ACME

csr_department = IT

csr_state = Illinois

csr_city = Chicago

csr_country = US

action = CREATE_CERT

  • サーバ管理パネル、[ツールと設定]>[SSL/TLS 証明書]>[表示]
  • サーバ管理パネル、[ツールと設定]>[SSL/TLS 証明書を購入]
  • 顧客パネル、[ウェブサイトとドメイン]>[サイトをセキュリティ保護する]>[証明書を表示]
action = MODIFY_CERT  

URL をデフォルト値に戻す

デフォルト URL を復元するには、以下の SQL クエリを実行します。

delete from misc where param='cert_purchasing_url';