概要

Plesk は、多くのウェブ開発者に利用されているソースコード管理システムの Git と統合できます。Git リポジトリを管理して、このようなリポジトリからターゲットのパブリックディレクトリへウェブサイトを自動的にデプロイすることができます。言い換えると、Git を最初の公開時とその後のアップデート時にトランスポートとして使用することができます。

注釈: この機能は、Windows Server 2008 上で実行されている Plesk ではサポートされません。

Git を使用するには、以下の要件を満たす必要があります。

  1. Plesk に Git 拡張がインストールされている。
  2. Git 管理 」パーミッションを付与するサービスプランで Plesk にドメインが作成されている。

Plesk では、使用シナリオに応じて 2 種類の Git リポジトリを追加できます。

  1. ワークステーションでローカルリポジトリを使用する 。この場合、ローカルリポジトリから Plesk へ変更を送信すると、Plesk によってこの変更がウェブサイトにデプロイされます。「 ローカルリポジトリを使用する 」を参照してください。
  2. リモート Git ホスティングを使用する 。このシナリオは、既に GitHub( github.com )や BitBucket( bitbucket.org )などのリモートリポジトリを使用している場合に便利です。このリモートリポジトリに変更を送信すると、Plesk がリモートリポジトリから変更をプルしてウェブサイトにデプロイします。「 リモート Git ホスティングを使用する 」を参照してください。

ドメインで Git リポジトリを有効化した場合、作成したリポジトリのリストがドメインのページに表示されます。それぞれのリポジトリに対し、名前、現在のブランチ、デプロイメントパスが表示されます。リポジトリ名付近にある [デプロイ] ボタンを押すと、リポジトリからファイルをデプロイでき(自動デプロイメントが構成されていない場合)、 [アップデートをプル] ボタンを押すと、リモートリポジトリから変更をプルすることができます。

注釈: 現在、Plesk でホストされた Git リポジトリは FTP ユーザのパスワードで保護されています。匿名アクセスは使用できません。

[Git] リンクを使用すると、ドメインの Git リポジトリを管理できます。

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