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Microsoft Azure インスタンスでパッシブ FTP モードを構成する
デフォルトで、Plesk はアクティブ FTP 接続のみ許可します。この結果、顧客がサーバに FTP 経由で接続できなくなる可能性があります。これを回避するために、パッシブ FTP を有効にすることをお勧めします。このトピックでは、Microsoft Azure プラットフォームインスタンスにインストールされた Plesk でパッシブ FTP モードを有効にする方法を説明します。
パッシブ FTP を構成するには:
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Microsoft Azure ポータルにログインします。
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[Virtual machines]で、パッシブ FTP を構成したい仮想マシンの名前をクリックし、[Networking]([Settings]の下)をクリックします。
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[Add inbound port rule]ボタンをクリックします。
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[Add inbound security rule]パネルで、以下の設定を指定します。
- [Service]:ドロップダウンリストで値「Custom」を維持します。
- [Port ranges]:ポート範囲として
49152,-65535
を指定します。 - [Priority]:この値は、ファイアウォールルールが適用される順序を決定します。優先度が低いルールは、優先度が高いルールより先に適用されます。自動的に割り当てられた優先度値を維持することをお勧めします。
- [Name]:ルールを他のものと見分けられるように、認識しやすい名前を入力します。
- (オプション)[Description]:お好みに応じて、ルールに説明を追加できます。
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[OK]をクリックします。
Plesk for Linux インスタンスで、以下の手順を実行してパッシブ FTP の構成を完了させます。
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SSH 経由で root ユーザとしてサーバにログインします。
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/etc/proftpd.d/55-passive-ports.conf
ファイルを作成し、以下の行を追加して、変更を保存します。
<Global>
PassivePorts 49152 65535
</Global>
- 以下のコマンドを実行します。
systemctl restart xinetd
必要な構成が完了しました。これで、Microsoft Azure インスタンスでパッシブ FTP モードを使用できます。