NAT でルータの内側で Plesk を実行する

バージョン 12.5 から、Plesk 管理者は NAT 内の Plesk サーバのプライベート IP アドレスを、対応するパブリック IP アドレスとマッチングすることができます。これにより、Plesk インターフェースにはプライベート IP アドレスではなくパブリック IP アドレスが表示されるため、NAT の存在が顧客とリセラーに対して透過的になります。

パブリック IP アドレスとプライベート IP アドレスをマッチングするには、[ツールと設定]>[IP アドレス]に進み、パブリック IP アドレスにマッチングしたい IP アドレスをクリックし、[パブリック IP アドレス]フィールドに該当するパブリック IP アドレスを入力します。

パブリック IP アドレスをプライベート IP アドレスにマッチングした後で、plesk repair dns コマンドをこちらの説明に従って実行し、既存の全ドメインの DNS ゾーン内のすべての A レコードを正しい IP アドレスにリマップします。新規作成されるドメインに対して作成される DNS ゾーンでは、初めから A レコードが正しい(パブリック)IP アドレスにポイントするようになります。