This is documentation for Plesk 12.5.
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インストールおよび前提条件
移行を開始する前に、移行元のサーバにネットワーク経由でアクセスできることを確認して、移行先の Plesk サーバに Plesk Migrator コンポーネントをインストールしてください。
Plesk Migrator をインストールする
Plesk のインターフェースから Plesk Migrator をインストールするには
- 移行先サーバの Plesk に管理者としてログインします。
- [ツールと設定]>[アップデートおよびアップグレード]>[コンポーネントを追加/削除]に進みます。
- Plesk Migrator コンポーネントの横の[インストール]を選択します。
コマンドラインから Plesk Migrator をインストールするには
- 移行先サーバに SSH 経由で
root
ユーザとしてログインするか(Linux)、RDP 経由でadministrator
ユーザとしてログインします(Windows)。 - 以下の方法で Plesk インストーラを実行します。
- (Linux)
plesk installer
コマンドを実行します。 - (Windows)コマンドプロンプトを開き、
"%plesk_bin%\ai.exe" --console
コマンドを実行します。
- (Linux)
- 画面の指示に従ってインストールウィザードを続行し、コンポーネント選択のステージまで進みます。
- インストール対象として "Plesk Migrator" を選び、画面の指示に従って手順を完了します。
移行の前提条件
移行を成功させるためには、移行元サーバと移行先サーバでいくつかの TCP ポートと UDP ポートを開く必要があります。
Unix サーバの場合、以下のポートを開きます。
- 移行元サーバの TCP ポート 22 - SSH 接続用
- 移行先サーバおよび移行元サーバの TCP ポート 8443 - Plesk XML API へのアクセス用(Plesk から移行する場合)。
- 移行元サーバおよび移行先サーバの TCP ポート 110、143 - POP3 および IMAP 用。これらは移行後のチェックに使用されます。
Windows サーバの場合、以下のポートを開きます。
- TCP ポート 135、139、445 および UDP ポート 137、138。これらのポートを、移行元サーバと移行先サーバで必ず開いてください。
- TCP ポート 1433 - MS SQL 用(デフォルトインスタンスとして使用する場合)。
- UDP ポート 1434 およびすべての(または手動で選択した)TCP ポート - MS SQL 用(named インスタンスとして使用する場合)。
- TCP ポート 10155 - その他の作業を行うカスタム Plesk Migrator サービス用。
- TCP ポート 10156 - rsync サーバ用。
- 移行先サーバおよび移行元サーバの TCP ポート 8443 - Plesk XML API へのアクセス用(Plesk から移行する場合)。
- 移行元サーバおよび移行先サーバの TCP ポート 110、143 - POP3 および IMAP 用。これらは移行後のチェックに使用されます。
また、installer.plesk.com に移行先サーバからアクセスできることを確認してください。
移管を実行する前に、必要なサービスと設定をすべて移行先サーバにインストールし、構成することをお勧めします。例えば、MySQL データベースの移行を計画している場合、移行先サーバに MySQL サーバがインストールされ、稼働していることを確認します。