パーミッションを表示する

リセラーのパーミッションによって、リセラーが Plesk で実行できるオペレーションや、リセラーの顧客の契約で有効化できるサービスと権限が定義されます。リセラー契約内で特定のパーミッションをオフに設定すると、それに関連するサービスまたは権限をサービス契約で提供できなくなります。また、パーミッションを無効にすると、リセラーは指定されたアクションを顧客パネルで実行できません。例えば、スケジューラを使用する権限がリセラーの契約に含まれていない(つまり、スケジューラ管理オフになっている)場合、リセラーの契約者とリセラーのいずれも、スケジューラを使用することができません。

(顧客に対してリセラーが作成するサービス契約には影響を与えない)リセラー限定の権限には、以下のようなものがあります。

  • リセラーパネルでの契約作成と顧客パネルでのドメイン作成ホスティングサービス契約の作成、ドメインの追加、ウェブサイトの作成、ウェブ転送のセットアップをリセラーが可能かどうかを示します。
  • XML API の利用:ウェブサイトをカスタムアプリケーション経由でリモート管理できるかどうかを示します。リモート API とは、ウェブサイトに統合されたカスタムアプリケーションの開発に使用できるインターフェースです。リモート API を使用すると、ホスティングアカウントをセットアップしたり、サイトでホスティングサービスを購入した顧客に対してサービスをプロビジョニングすることなどができます。詳しくは『Plesk 12.5: XML API Protocol Reference』を参照してください。
  • Plesk へのアクセス:リセラーが Plesk の GUI を使用できるかどうかを示します。
  • 顧客アカウントを作成:リセラーが Plesk 内で顧客に対してユーザアカウントと契約を作成できるかどうかを示します。
  • 販売超過を許可:販売超過ポリシーをセットアップできます。つまり、リセラーに対して販売超過が許可されるかどうかをリセラー自身が設定することができます。

    販売超過によって、リセラーはプランで割り当てられた量以上のリソースを販売できます。販売超過が許可される場合、リセラーは最初のリソース割当量ではなく実際のリソース使用量で管理されます。販売超過は、割り当てられたディスク容量をすべて消費する顧客はいないという前提に立つマーケティング戦略で、例えばディスク容量が 10 ギガバイト割り当てられているリセラーが各顧客に 5 ギガバイトずつ割り振ります。

その他のパーミッションは、サービス契約と同義です。

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