バックアップをスケジューリングする
データのバックアップをスケジューリングするには:
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[アカウント] > [アカウントとウェブサイトのバックアップ] > [スケジュール]に進みます。
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[このバックアップタスクをアクティブにする]チェックボックスをオンにして、以下を指定します。
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バックアップをいつ、どのような頻度で実行するか([バックアップタスクの実行スケジュール])。
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ディスクスペース使用量を抑え、バックアッププロセスの実行時間を短縮するには、[増分バックアップを使用]をオンにします。フルバックアップを実行する頻度を指定します([フルバックアップを実行])。許可される値は、[バックアップタスクの実行スケジュール]で選択した期間に応じて異なります。
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古いバックアップを自動削除する場合は、バックアップファイルの保存期間を指定します([バックアップファイルの保存期間])。
増分バックアップを使用しない場合、時間単位は[バックアップタスクの実行スケジュール]で選択したものと同じになります(毎日、毎週、毎月)。
増分バックアップを使用する場合、時間単位は[フルバックアップを実行]で選択した期間に応じて異なります(毎週、毎月、毎年)。
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バックアップ対象のデータ([バックアップ])。アカウント設定のみをバックアップすることも、アカウント設定とすべての関連データをバックアップすることもできます。
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バックアップファイルの保存場所([保存場所])。
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バックアップファイルの分割:マルチボリュームバックアップを作成するには、対応するチェックボックスをオンにしてボリュームサイズをメガバイト単位で指定します。ボリュームサイズを 2047 メガバイト以上にすることはできません。
注釈: マルチボリュームは、個人 FTP ストレージに保存するバックアップでのみサポートされます。
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バックアップエラー発生時のメール通知。バックアップでエラーが発生した場合にメール通知を送信するには、メールアドレスを入力します。
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[Save]をクリックします。
時間単位バックアップを有効にする
デフォルトで、毎月、毎週、毎日のバックアップをスケジュールできますが、より頻繁にバックアップをスケジュールする必要があり、毎日では頻度が十分ではない場合もあるでしょう。
これが必要になるのは、データベースやファイルストレージが頻繁に変更されるアプリケーション(たとえば、訪問者が自分のコンテンツをアップロードして投稿できるアプリケーション)などです。この場合、時間単位のバックアップを有効にし、1、2、3、4、6、8、または 12 時間ごとにバックアップを作成するようにスケジュールできます。
時間単位バックアップは Plesk サーバのストレージだけでなく、設定されたリモートストレージにも対応します。
注釈: 時間単位バックアップを有効にすると、サーバリソースの消費が増加する可能性があります。
時間単位バックアップのスケジュール機能を有効にするには:
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"panel.ini" ファイルを編集用に開きます。 ファイルの場所は以下のとおりです。
- (Plesk for Linux)
/usr/local/psa/admin/conf/panel.ini
- (Plesk for Windows)
%plesk_dir%admin\conf\panel.ini
Panel.ini Editor 拡張を使用すると、Plesk インターフェースでもファイルを編集できます。
- (Plesk for Linux)
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panel.ini
ファイルに以下の行を追加して保存します。[pmm] allowHourlyTask = on
これで、バックアップマネージャで時間単位バックアップをスケジュールできます。
注釈: デフォルトで、Plesk 管理者のみが時間単位バックアップをスケジュールできます。リセラーと顧客もスケジュールできるようにするには、[ツールと設定] > [バックアップマネージャ]([ツールとリソース]の下)の順に移動し、[設定]で[時間単位バックアップのスケジュールを顧客およびリセラーアカウントに許可する]チェックボックスをオンにしてから、[OK]をクリックします。