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Plesk 修復ユーティリティ:ファイルシステム
Plesk 修復ユーティリティ で fs
アスペクトを指定すると、ファイルシステムの整合性と構造がチェックされます。(Plesk に必要な)システムファイルも、サーバ上にある仮想ホストのファイルもチェックできます。また、個別のドメインをチェック対象として指定して、そのドメインのファイルだけチェックすることもできます。
注釈: このアスペクトを使用できるのは Linux 上の Plesk のみです。
修復ユーティリティで fs アスペクトを指定すると、以下のような問題を検出し、修復することが可能です。
- 予期しないファイルまたはディレクトリの所有者
- 予期しないファイルまたはディレクトリのパーミッション
- 予期しないファイルまたはディレクトリの拡張属性
さらに、必須ファイルやディレクトリの不足を検出することもできますが、修正はできません。
このアスペクトには、固有のオプションがあります。
-
-system
:システムファイルのみをチェックします。Plesk の機能に不可欠な複数のシステムファイルに対してチェックが行われます。 -
-vhosts
:仮想ホストのファイルのみをチェックします。
これらのオプションをどれも使用しないと、システムファイルと仮想ホストのファイルの両方がチェックされます。
ドメインを個別に指定すると、このドメインのファイルのみがチェックされます。この場合は、他のオプション(-system
、-vhosts
)を使用しても無視されます。
例:
-
plesk repair fs
:サーバ上の仮想ホストのファイルとシステムファイルの両方をチェックします。 -
plesk repair fs -vhosts
:サーバ上の仮想ホストのファイルのみをチェックします。 -
plesk repair fs -system
:サーバ上のシステムファイルのみをチェックします。 -
plesk repair fs example.com
:仮想ホスト example.com のファイルのみをチェックします。 -
plesk repair fs example.com -vhosts
:仮想ホスト example.com のファイルのみをチェックします。この場合、-vhosts オプションは無視されます。 -
plesk repair fs -system -v -n
:システムファイルについて検出されたすべての問題の詳細情報を提供しますが、解決はしません。