WordPress ツールキット

WordPress Toolkit とは、WordPress を 1 つの場所から簡単にインストール、構成、管理するための管理インターフェースです。WordPress Toolkit 拡張が Plesk にインストールされている場合にのみ使用できます。

:WordPress Toolkit 拡張は商用です。Plesk の Web Pro エディションと Web Host エディションにデフォルトで含まれており、Web Admin エディションでは有料の拡張として使用できます。

WordPress をインストールする

新しい WordPress インスタンスをインストールするには、[ウェブサイトとドメイン]>[WordPress][インストール]をクリックします。以下のインストールオプションが使用できます。

  • 簡易インストールには、[インストール(簡易)]をクリックします。最新バージョンの WordPress がインストールされ、デフォルト設定が使用されます。
  • デフォルトのインストール設定を変更する場合は、[インストール(カスタム)]をクリックします。管理者ユーザのセットアップ、必要な WordPress バージョンの選択、データベース名の師弟、自動更新設定の選択などができます。

    WP_install

:WordPress Toolkit 経由の WordPress のインストールは、wordpress.org サイトから実行されます。

インストールされた WordPress サイトのインストールパスには、デフォルトで https プレフィックスが付いています。

WordPress Toolkit に登録されたすべてのインストールのリストを確認するには、[ウェブサイトとドメイン][WordPress].に進みます。

WP_list_of_installations

既存の WordPress インスタンスを WordPress Toolkit に追加する

WordPress Toolkit または[アプリケーション]ページから追加されたすべての WordPress インスタンスは、WordPress Toolkit に自動的に表示されますが、手動でインストールした場合は、WordPress Toolkit に追加する必要があります。また、旧バージョンの Plesk で WordPress を使用しており、Plesk をアップグレードした場合、WordPress Toolkit に既存のすべての WordPress インスタンスを登録することをお勧めします。WordPress Toolkit に WordPress インスタンスを追加するには、[ウェブサイトとドメイン][WordPress][スキャン]をクリックします。スキャン後に WordPress の新しいコピーを手動でインストールしても、これらの WordPress インスタンスは WordPress Toolkit に追加されません。

WordPress Toolkit から WordPress インスタンスを登録解除するには、[ウェブサイトとドメイン][WordPress]で WordPress インスタンス名をクリックし、[解除]をクリックします。登録解除された WordPress インスタンスは、新たに WordPress インスタンスのスキャンを実行すると再び WordPress Toolkit に追加されます。

WordPress Toolkit や[アプリケーション]ページからのインストール、または手動インストールなどのインストール方法を問わず、すべてのインストールを完全に登録解除できます。WordPress Toolkit から WordPress インスタンスを登録解除するには、[ウェブサイトとドメイン][WordPress]で WordPress インスタンス名をクリックし、[削除]をクリックします。

WordPress インスタンスをインポートする

自社で所有しており、Plesk 以外でホストしている WordPress ウェブサイトは、「ウェブサイトの移行」機能を使用して移行できます。WordPress ウェブサイトを移行すると、Plesk がそのサイトのファイルとデータベースをすべて Plesk のサーバにコピーします。ウェブサイトの移行が完了すると、WordPress Toolkit を使用して管理できるようになります。

既存の WordPress ウェブサイトを移行するには、[ウェブサイトとドメイン]>[WordPress][インポート]をクリックして、こちらの指示に従います。

インストールした WordPress を管理する

WordPress インスタンスの設定を管理するには、[ウェブサイトとドメイン]>[WordPress]に進み、WordPress インスタンスの名前をクリックします。

WP_overview

表示されたページで、以下の作業を実行できます。

  • [プリファレンス]をクリックして、データベースユーザ名、管理者のメールアドレス、サイト名、または WordPress インスタンスのインターフェース言語を変更する。
  • [管理者ダッシュボードにログイン]をクリックして、WordPress インスタンスに管理者としてログインする。
  • [パスワード変更]をクリックして、管理者のアクセスクレデンシャルを変更する。表示された[アクセスクレデンシャル]ダイアログで、Plesk から WordPress にログインするときに使用する WordPress インスタンスの管理者アカウントのパスワードを指定できます。当該 WordPress に複数の管理者アカウントが作成されている場合は、WordPress へのログインに使用するアカウントをリストから選択します。管理者アカウントのパスワードを思い出せない場合は、ここでリセットできます。
  • WordPress で設定を直接変更した場合、[更新]をクリックするとインストールデータが読み込み直され、WordPress Toolkit のユーザインターフェースに変更が表示されます。
  • [サイトを開く]をクリックして、ブラウザで WordPress サイトを開く。
  • [ファイル管理]をクリックして、ファイルマネージャでサイトファイルを管理する。WordPress がインストールされたフォルダが開きます。

    :契約が一時停止されている場合には、ファイルを管理できません。

  • [セキュリティ]セクションで、WordPress インスタンスの現在のセキュリティステータスを表示する。セキュリティ設定を表示・編集するには、[変更]をクリックします。詳しくは、「WordPress のセキュリティを強化する」を参照してください。
  • WordPress やインストールされたテーマ・プラグインにアップデートが提供されていないか確認し、[更新]セクションで自動更新を設定する。詳しくは、「インストールした WordPress を更新する」を参照してください。
  • WordPress インスタンスに紐付けられたデータベースを管理し、[データベース]セクションでデータベースユーザ名を変更する。
  • WordPress プラグインとテーマを管理する。詳しくは、「プラグインを管理する」と「テーマを管理する」を参照してください。
  • WordPress インスタンスを複製する(詳しくは、「WordPress サイトを複製する」を参照してください)。
  • WordPress のデータを別の WordPress インスタンスと同期する(詳しくは、「WordPress サイトを複製する」を参照してください)。
  • [バックアップ/復元]をクリックして、WordPress インスタンスのバックアップをとる。バックアップマネージャが開きます。
  • ウェブサイトを公開する準備ができていない場合は、[検索エンジンインデックス化]オプションを無効にして、検索エンジンの検索結果にこのウェブサイトが表示されないようにします。このオプションを無効にすると、WordPress の「Discourage search engines from indexing this site」オプションが有効になります。これにより、ウェブサイトのヘッダに「noindex, nofollow」タグが追加され、仮想 robots.txt ファイルに Disallow ディレクティブが追加されます。
  • テストまたは開発用に WordPress をインストールする場合、[デバッグ]オプションを有効にします。これにより、表示された[デバッグ設定]ダイアログでネイティブ WordPress デバッグツールを管理できるようになります。以下のデバッグオプションを選択できます。
    • WP_DEBUG - WordPress でメインのデバッグモードを有効化します。このオプションを選択した場合、以下のオプションを選択できます。
      • WP_DEBUG_LOG - wp-content ディレクトリ内の debug.log ファイルにすべてのエラーを保存します。
      • WP_DEBUG_DISPLAY - HTML ページ内にデバッグメッセージを表示します。
    • SCRIPT_DEBUG - WordPress がコア CSS および JavaScript ファイルの詳細版の使用するように強制します。これは、これらのファイルに加えた変更をテストするのに便利です。
    • SAVEQUERIES - 表示可能な配列にデータベース問い合わせを保存して、分析に役立てます。サイトのパフォーマンスに大きな影響を与えるため、デバッグの実行中はこのオプションを有効にしないでください。

    デバッグオプションについて詳しくは、こちらを参照してください。デバッグオプションが 1 つ以上選択されている場合、デバッグが有効と表示されます。

このセクションの内容:

インストールした WordPress を更新する

プラグインを管理する

テーマを管理する

WordPress のセキュリティを強化する

WordPress サイトを複製する

 

インストールした WordPress を更新する

WordPress は手動または自動で更新できます。

状況に応じて異なる更新設定を使用できます。例:

  • セキュリティを維持したい公開(本番)ウェブサイトを管理しており、更新を自動的に適用すると何らかの悪影響があるのではと懸念される。この場合、セキュリティ関連の更新のみを自動インストールするように WordPress Toolkit を構成できます。
  • 最新状態に保ちたい非公開(ステージング)バージョンの WordPress サイトを管理しており、更新で何らかの障害が生じる場合に、本番ウェブサイトには影響がなく、ステージング環境のみで発生するようにしたい。この場合、すべての更新を自動インストールするように WordPress Toolkit を構成できます。

:サイトのセキュリティを維持するには、自動更新をオンにして WordPress インスタンスを最新状態に保つことをお勧めします。

WordPress Toolkit は、インスタンスの更新と通知の送信に WP-CLI を使用します。

WordPress およびインストールされたテーマとプラグインに更新が提供されていないか確認するには:

[ウェブサイトとドメイン]>[WordPress]に進み、[アップデートの確認]をクリックします。

1 つ以上の WordPress インスタンスを更新するには:

[ウェブサイトとドメイン]>[WordPress]に進み、更新したい WordPress インスタンスのチェックボックスをオンにして、[更新]をクリックします。

1 つ以上の WordPress インスタンスの自動更新をセットアップするには:

[ウェブサイトとドメイン]>[WordPress]に進み、[自動更新]をクリックし、自動更新をセットアップしたい WordPress インスタンスを選択して、いずれかのボタンをクリックします。

  • オフ(非推奨)- アップデートがインストールされません。3 つの選択肢のうち最もセキュリティが低いオプションです。
  • マイナー - マイナー(セキュリティ)アップデートのみをインストールします(たとえば 4.7.1 はインストールし、4.8 はインストールしない)。デフォルトのオプションであり、プラグインの正常な動作を妨げません。
  • メジャーとマイナー - すべて(メジャーとマイナー)のアップデートをインストールします(たとえば 4.7.1 と 4.8 の両方をインストールする)。メジャーアップデートをインストールすると、WordPress プラグインのp動作に影響を与える可能性があります。

    WP_autoupdate_buttons

特定の WordPress インスタンスの自動更新設定を編集するには:

[ウェブサイトとドメイン]>[WordPress]に進み、WordPress インスタンスの名前をクリックし、[自動更新]の近くの[変更]をクリックします。表示されたページでいずれかのオプションを選択します。

  • アップデートを自動インストールしない:(非推奨)アップデートがインストールされません。3 つの選択肢のうち最もセキュリティが低いオプションです。
  • マイナー(セキュリティ)アップデートのみを自動インストール:マイナー(セキュリティ)アップデートのみをインストールします(たとえば 4.7.1 はインストールし、4.8 はインストールしない)。デフォルトのオプションであり、プラグインの正常な動作を妨げません。
  • すべての(マイナーおよびメジャー)アップデートを自動インストール:すべて(メジャーとマイナー)のアップデートをインストールします(たとえば 4.7.1 と 4.8 の両方をインストールする)。メジャーアップデートをインストールすると、WordPress プラグインのp動作に影響を与える可能性があります。

    WP_autoupdate

WordPress Toolkit のアップグレード後の自動更新設定

WordPress Toolkit 拡張を旧バージョンからバージョン 2.0 にアップグレードする場合、自動更新オプションの値は 2 つの要素に応じて決まります。

  • 以前に WordPress Toolkit で当該オプションに対して構成されていた値。
  • wp-config.php ファイルに定義されていた WordPress 定数 WP_AUTO_UPDATE_CORE の値(詳しくはこちらを参照してください)。以下の表に、この依存関係について示します。
アップグレード前の WP_AUTO_UPDATE_CORE アップグレード前の WordPress Toolkit の自動更新オプション アップグレード後の WordPress Toolkit の自動更新オプション

None

オフ

マイナー

None

オン

メジャーとマイナー

Minor

オフ

マイナー

True

オフ

メジャーとマイナー

False

オフ

なし

True, Minor, False

オン

メジャーとマイナー

重要:WP_AUTO_UPDATE_CORE 定数の値を手動で変更しないでください。この値は、対応する WordPress Toolkit の設定と同期されません。

 

プラグインを管理する

WordPress プラグインとは、WordPress に新機能を追加するサードパーティ製ソフトウェアです(詳しくは、https://wordpress.org/plugins/ を参照してください)。WordPress Toolkit を使用して、1 つ以上の WordPress インスタンスにプラグインをインストールできます。

プラグインをインストールまたは削除する

1 つ以上の WordPress インスタンスにプラグインをインストールするには、[ウェブサイトとドメイン]>[WordPress]>[プラグイン]タブで[インストール]を選択します。

WP_plugins

インストールしたいプラグインの名前を入力し、Icon_search をクリックして検索します。検索が完了したら、必要なプラグインをリストから探し、対応するチェックボックスをオンにします。現在選択されている契約上のすべての WordPress インスタンスにプラグインをインストールするか、プラグインをインストールする WordPress インスタンスを選択することができます。選択したプラグインは、選択したすべての WordPress インスタンスにインストールされます。デフォルトで、新たにインストールされたプラグインは即時にアクティブ化されます。これを回避するには、[インストール後にアクティブ化]チェックボックスをクリアします。

注:プラグインを検索してチェックボックスをオンにしてから、そのプラグインをインストールせずに新たに検索を実行すると、最初の検索結果は失われてしまいます。このため、プラグインは一度に 1 つずつインストールすることをお勧めします。

WP_install_plugin

1 つ以上の WordPress インスタンスからプラグインを削除するには、[ウェブサイトとドメイン]>[WordPress]に進みます。プラグインを削除したい WordPress インスタンスの名前の横のチェックボックスをオンにして、[プラグイン]をクリックします。プラグインの横の trashcan アイコンをクリックして、選択した WordPress インスタンスからこのプラグインを削除します。

また、契約のすべての WordPress インスタンスから 1 つ以上のプラグインを削除することもできます。これには、[ウェブサイトとドメイン]>[WordPress]>[プラグイン]タブで、削除したいプラグイン名の横のチェックボックスをオンにして、[アンインストール]をクリックします。

プラグインをアクティブ化/非アクティブ化する

1 つ以上の WordPress インスタンス上の 1 つ以上のプラグインをアクティブ化/非アクティブ化するには、[ウェブサイトとドメイン]>[WordPress]に進み、プラグインのアクティブ化/非アクティブ化を行う WordPress インスタンス名の横のチェックボックスをオンにして、[プラグイン]をクリックします。選択された WordPress の少なくとも 1 つにインストールされているすべてのプラグインが、そのアクティベーションステータスと共にリストに表示されます。プラグインごとに、選択したすべての WordPress でアクティブ化または非アクティブ化するか、あるいはプラグインのアクティブ化ステータスを変更しないかを選ぶことができます。

また、ある契約に属するすべての WordPress インスタンスに対し、1 つ以上のプラグインをアクティブ化/非アクティブ化することもできます。これには、[ウェブサイトとドメイン]>[WordPress]>[プラグイン]タブで、アクティブ化/非アクティブ化したいプラグイン名の横のチェックボックスをオンにして、[アクティブ化]または[非アクティブ化]をクリックします。

プラグインを更新する

1 つ以上のプラグインを更新するには、[ウェブサイトとドメイン]>[WordPress]>[プラグイン]タブで、更新したいプラグイン名の横のチェックボックスをオンにして、[更新]をクリックします。

 

テーマを管理する

WordPress テーマとは、サイトが表示されるスタイルに変更を加えるファイルを集めたものです(詳しくは、https://codex.wordpress.org/Using_Themes を参照してください)。WordPress Toolkit を使用して、1 つ以上の WordPress インスタンスにテーマをインストールできます。

テーマをインストールまたは削除する

1 つ以上の WordPress インスタンスにテーマをインストールするには、[ウェブサイトとドメイン]>[WordPress]>[テーマ]タブで[インストール]を選択します。

WP_themes

インストールしたいテーマの名前を入力し、looking_glass をクリックして検索します。検索が完了したら、必要なテーマをリストから探して、チェックボックスをオンにします。選択されている契約上のすべての WordPress インスタンスにテーマをインストールするか、テーマをインストールする WordPress インスタンスを選択することができます。

注:テーマを検索してチェックボックスをオンにしてから、そのテーマをインストールせずに新たに検索を実行すると、最初の検索結果は失われてしまいます。そのため、テーマは一度に 1 つずつインストールすることをお勧めします。

WP_install_theme

1 つ以上の WordPress インスタンスからテーマを削除するには、[ウェブサイトとドメイン]>[WordPress]に進みます。テーマを削除したい WordPress インスタンスの名前の横のチェックボックスをオンにして、[テーマ]をクリックします。テーマの横の trashcan アイコンをクリックして、選択した WordPress インスタンスからこのプラグインを削除します。

また、契約のすべての WordPress インスタンスから 1 つ以上のテーマを削除することもできます。これには、[ウェブサイトとドメイン]>[WordPress]>[テーマ]タブで、削除したいテーマ名の横のチェックボックスをオンにして、[アンインストール]をクリックします。ある WordPress で現在アクティブになっているテーマは、この WordPress インスタンスから削除できません。WordPress インスタンスから特定のテーマを削除するには、まず他のテーマを 1 つアクティブ化します。

テーマをアクティブ化/非アクティブ化する

1 つ以上の WordPress インスタンスでテーマをアクティブ化するには、[ウェブサイトとドメイン]>[WordPress]に進み、テーマをアクティブ化したい WordPress インスタンスの名前の横のチェックボックスをオンにして、[テーマ]をクリックします。選択された WordPress の 1 つ以上にインストールされているテーマがアクティベーションステータスと共にリストに表示されます。テーマを選び、それがインストールされているすべての WordPress でアクティブ化することができます。

契約に属するすべての WordPress インスタンスでテーマをアクティブ化/非アクティブ化することもできます。これには、[ウェブサイトとドメイン]>[WordPress]>[テーマ]タブで、アクティブ化したいテーマの横の[アクティブ化]をクリックします。

テーマを更新する

1 つ以上のテーマを更新するには、[ウェブサイトとドメイン]>[WordPress]>[テーマ]タブで、更新したいテーマ名の横のチェックボックスをオンにして、[更新]をクリックします。

 

WordPress のセキュリティを強化する

WordPress インスタンスのセキュリティステータスを表示し、セキュリティ設定を変更できます。

WordPress インスタンスのセキュリティステータスは、[ウェブサイトとドメイン]>[WordPress][S]列に表示されます。

WordPress インスタンスのセキュリティをチェックして強化するには:

  1. [ウェブサイトとドメイン]> [WordPress]に進みます。
  2. 以下のいずれかを実行します。
    • すべての WordPress インスタンスのセキュリティをチェックするには、[セキュリティチェック]をクリックします。
    • 単一の WordPress インスタンスのセキュリティを強化するには、WordPress の名前の横の[S]列にあるアイコンをクリックします。
    • 2 つ以上の WordPress のセキュリティを強化するには、対象の WordPress のチェックボックスをオンにして、[セキュリティチェック]をクリックします。
  3. 適用したいセキュリティ強化項目のチェックボックスをオンにして、[セキュリティ強化]をクリックします。

    WP_check_security

注意:ロールバックできないセキュリティ強化項目もあるため、WordPress のセキュリティ強化を実行する前に、該当する契約のバックアップをとることをお勧めします。

WordPress セキュリティ強化項目の説明
  • wp-content フォルダ:wp-content ディレクトリには、安全ではない PHP ファイルが格納されている可能性があり、サイトに被害を与える恐れがあります。WordPress のインストール後、wp-content ディレクトリから PHP ファイルを実行できるようになります。このセキュリティチェックでは、wp-content ディレクトリでの PHP ファイルの実行が禁止されているかどうかを検証します。.htaccess または web.config ファイル内のカスタムディレクティブにより、このセキュリティ強化がオーバーライドされる可能性があります。また、wp-content フォルダを保護すると、一部のプラグインの機能が停止する場合があります。
  • wp-includes フォルダ:wp-includes ディレクトリには、安全ではない PHP ファイルが格納されている可能性があり、サイトに被害を与える恐れがあります。WordPress のインストール後、wp-includes ディレクトリから PHP ファイルを実行できるようになります。このセキュリティチェックでは、wp-includes ディレクトリディレクトリでの PHP ファイルの実行が禁止されているかどうかを検証します。.htaccess または web.config ファイル内のカスタムディレクティブにより、このセキュリティ強化がオーバーライドされる可能性があります。また、wp-includes フォルダを保護すると、一部のプラグインの機能が停止する場合があります。
  • 構成ファイル:wp-config.php ファイルには、データベースアクセス用のクレデンシャルやその他の機密情報が格納されます。WordPress のインストール後、wp-config.php ファイルが実行可能になります。何らかの理由で、ウェブサーバによる PHP ファイルの処理がオフに変わると、ハッカーが wp-config.php ファイル内のコンテンツにアクセスできるようになります。このセキュリティチェックでは、wp-config.php ファイルへの許可されないアクセスがブロックされるかどうかを検証します。.htaccess または web.config ファイル内のカスタムディレクティブにより、このセキュリティ強化がオーバーライドされる可能性があります。
  • ディレクトリブラウジングのパーミッション:ディレクトリブラウジングが有効になっていると、ハッカーがサイトの情報(使用されているプラグインなど)を取得できるようになります。デフォルトで、Plesk ではディレクトリブラウジングがオフになっています。このセキュリティチェックでは、WordPress インスタンスでディレクトリブラウジングがオフになっているかどうかを検証します。
  • データベースプレフィックス:WordPress のデータベーステーブル名は、すべての WordPress インスタンスで同じです。データベーステーブル名のプレフィックスとして標準の「wp_」が使用されている場合、WordPress データベース全体が秘密ではなくなり、誰でもデータを取得できるようになります。このセキュリティチェックでは、データベーステーブル名のプレフィックスが「wp_」以外のものに変更されます。メンテナンスモードがオンになり、すべてのプラグインが非アクティブ化され、構成ファイルでプレフィックスが変更され、データベースでプレフィックスが変更され、プラグインが再アクティブ化され、パーマリンク構造が更新された後で、メンテナンスモードがオフになります。
  • セキュリティキー:WordPress では、ユーザの Cookie に保存される情報の暗号化に、セキュリティキー(AUTH_KEYSECURE_AUTH_KEYLOGGED_IN_KEYNONCE_KEY)が使用されます。セキュリティキーは、長さ 60 文字以上で、ランダムかつ複雑である必要があります。このセキュリティチェックでは、セキュリティキーがセットアップされており、少なくともアルファベットと数字の両方が含まれていることを検証します。
  • ファイルとディレクトリのパーミッション:ファイルやディレクトリのパーミッションがセキュリティポリシーを遵守していない場合、これらのファイルやディレクトリがサイトへのハッキングに悪用されてしまう恐れがあります。WordPress のインストール後、ファイルとディレクトリにさまざまなパーミッションが付与されます。このセキュリティチェックでは、wp-config.php ファイルのパーミッションが 600 に、その他のファイルのパーミッションが 644 に、ディレクトリのパーミッションが 755 に設定されていることを検証します。
  • 管理者のユーザ名:WordPress のコピーをインストールすると、管理者権限を持つユーザの名前がデフォルトで admin になります。WordPress ではユーザ名を変更できないため、パスワードを推測するだけで、管理者としてシステムにアクセスすることができます。そのため、セキュリティチェックでは、管理者権限を持つ admin という名前のユーザが存在しないかどうかを検証します。
  • バージョン情報:WordPress の各バージョンには、既知のセキュリティ脆弱性があります。このため、WordPress インスタンスのバージョンを公開していると、ハッカーが脆弱性を足掛かりに簡単に攻撃できます。保護されていない WordPress インスタンスのバージョンは、ページのメタデータおよび readme.html ファイルで確認可能です。そのため、セキュリティチェックでは、すべての readme.html ファイルが空になっているか、またすべてのテーマの functions.php ファイルに「remove_action(\'wp_head\', \'wp_generator\');」という行が含まれているかが検証されます。
 

WordPress サイトを複製する

WordPress サイトを複製すると、すべてのウェブサイトファイル、データベース、設定ごとサイトのフルコピーが作成されます。

次のような状況で WordPress サイトを複製する必要が生じます。

  • 別のドメインまたはサブドメインで WordPress サイトの非公開(ステージング)バージョンを管理している。このバージョンを本番ドメインに発行して一般に公開する。
  • 一般公開している(本番)WordPress サイトがある。この非公開(ステージング)コピーを作成し、本番サイトに影響を与えずに変更を加えたい。
  • 事前構成した設定、プラグイン、テーマで WordPress サイトの「マスター」コピーを作成し、これを複製してクライアント用に新しい開発プロジェクトを開始したい。
  • WordPress サイトのコピーを複数作成し、それぞれに異なる変更を加えたい(たとえば、クライアントに見せて、気に入ったものを選んでもらうため)。

WordPress サイトを複製する:

  1. [ウェブサイトとドメイン]に進み、右側のメニューで[WordPress]をクリックします。

    Subscription_Wordpress

  2. 複製したい WordPress インスタンスの名前の横にある[複製]ボタンをクリックします。

    WP_Clone_2

  3. [new subdomain](新規サブドメイン)をクリックし、WordPress サイトをどこに複製するかを選択します。

    WP_Clone_3

    選択可能なオプションから 1 つ選択します。

    • 新規サブドメインを作成する。必要なサブドメイン名を入力します。次に、必要な親ドメインを選択します。
    • 同じ契約または別の契約上で既存のドメインまたはサブドメインを使用する。必要なドメインまたはサブドメインをリストから選択します。
    • 複製している WordPress サイトがサブドメインにインストールされている場合、[新規サブドメイン]ではなく[existing domain/subdomain](既存のドメイン/サブドメイン)リンクが表示されます。この場合、既存のドメインまたはサブドメインを複製先として選択する必要があります。

      WP_Cloning_subdomain_name_1

      :複製先として選択するドメインまたはサブドメインが既存のウェブサイトで使用されていないことを確認してください。複製中に、複製先にあるウェブサイトのデータが上書きされ、復元できなくなる可能性があります。

      WP_Cloning_from_subdomain_select_domain

  4. 複製中に、作成中の WordPress インスタンスにデータベースが作成されます。自動生成されたデータベースの名前(たとえば wordpress_9)を変更するには、名前をクリックします。Plesk に複数の MySQL サーバが登録されている場合、このデータベースをホストするサーバを選択することができます。

    WP_Cloning_database_name

  5. 選択した複製先とデータベース名でよければ、[OK]をクリックします。

    WP_Cloning_Progress_2

複製が終了すると、WordPress インスタンスのリストに新しく複製されたインスタンスが表示されるようになります。