データベースダンプをエクスポート/インポートする
データベースダンプとは、データベース構造とコンテンツが含まれるファイルです。バックアップのために使用できます。旧バージョンの Plesk では、ダンプはデータベース管理ツールを使用しなければ作成できませんでした。現在、Plesk には、データベースの作成、保存、そして以前に作成したダンプのサーバへのデプロイを迅速に行う方法が実装されています。
Plesk で、「データベースダンプのエクスポート」とは、エクスポート元データベースを保存または配布用のファイルに保存することを意味します。「データベースダンプのインポート」とは、ファイル内のデータを宛先データベースに復元することを意味します。データベースは、同じデータベースサーバにも別のデータベースサーバにもインポートすることができます。宛先データベースに関する唯一の制限として、データベースのタイプ（MySQL など）は同じにする必要があります。
Plesk で、データベースダンプは SQL フォーマットで作成され、ZIP アーカイブに保存されます。別のフォーマットでダンプを作成する必要がある場合や、ダンプにカスタム設定を設定したい場合は、データベース管理ツール（phpMyAdmin、phpPgAdmin、または myLittleAdmin）のネイティブ機能を使用します。データベース管理ツールでインポートおよびエクスポートを実行する方法は、ツールに組み込まれているヘルプセクションを参照してください。
データベースのコピーを保存するには：
- データベースツールペインで、［ウェブサイトとドメイン］>［データベース］>［ダンプをエクスポート］に進みます。
- Plesk サーバの特定のディレクトリにダンプを保存するには、ディレクトリを選択します。選択した契約のホームディレクトリがデフォルトで使用されます。
- ダンプをローカルコンピュータおよびサーバに保存するには、［作成後にダンプを自動的にダウンロード］をオンにします。
Plesk でデータベースのコピーをデプロイするには：
- データベースツールペインで、［ウェブサイトとドメイン］>［データベース］>［ダンプをインポート］に進みます。
- ローカルコンピュータからダンプを選ぶには、［アップロード］を選択し、［参照］をクリックします。次に、ダンプファイルが含まれる ZIP アーカイブを選択します。
- サーバのディレクトリからダンプを選択するには、［インポート］を選択して、ダンプのファイルを選択します。
- ダンプを新規作成したデータベースにデプロイするには、［データベースを再作成］を選択します。古いデータベースが削除され、新しいデータベースが同じ名前で作成されます。
注： あるいは、契約のバックアップ中に契約の一部としてデータベースをバックアップしてから、個別に復元することもできます。詳しくは、「ウェブサイトをバックアップまたは復元する」セクションを参照してください。