はじめに
このガイドでは、 Plesk Migrator 拡張と Site Import 拡張を使用して、ホストされているコンテンツを Plesk Obsidian に移管する方法について説明します。以下のユーザーを対象としています。
- 他のプラットフォームから Plesk にコンテンツを移行するホスティング管理者。
- 他のサーバから Plesk にウェブサイトやメールアカウントをインポートする顧客とリセラー。
サポートされる移行元ホスティングプラットフォーム
Plesk Migrator は、以下のプラットフォームからの移行をサポートします。
- Plesk for Linux および Plesk for Windows の特定のバージョン:8.6, 9.5, 10.4, 11.0, 11.5, 12.0, 12.5, 17.0, 17.5, 17.8
- cPanel 11.5
- Confixx 3.3
- Helm 3.2
- Plesk Expand 2.3.2
- Parallels Pro Control Panel for Linux 10.3.6
- DirectAdmin 1.51(Ubuntu 10.x にインストールされた DirectAdmin からの移行では、カスタム移行のみがサポートされます)
移行されるデータ
Plesk Migrator による移行の対象となるのは、サービスプラン、契約(紐付けられているすべてのドメインを含む)、ウェブサイト(ファイル、メール、データベースなどのコンテンツを含む)です。ドメインを持たないリセラーアカウントと顧客アカウントは対象にはなりません。また、インストール済み PHP ハンドラ、Fail2Ban の設定、ModSecurity の設定、ファイアウォールの設定など、Plesk サービスの設定は移行対象外となります。
注釈: 移行するドメインを個別に選択することはできません。ただし、契約については、どれを移行するか個別に選択でき、紐付けられているすべてのドメインごと移行されます。