Plesk Migrator 構成ファイルを編集する
Plesk Migrator 構成ファイルには、移行元サーバおよび移行先サーバでの OS の種類(Linux/Windows)、サーバにインストールされたコントロールパネルの種類、アクセス情報などの情報が含まれています。サンプル構成ファイルは付録 D をご覧ください。本トピックでは、移行が成功するように、一般的なパラメータの構成方法をいくつか説明します。
ホスティング記述ファイルの名前とフォーマットを指定する
ホスティング記述ファイルに関する情報は、構成ファイルの [GLOBAL]
セクションに置く必要があります。ファイルの名前を指定するには、以下のオプションを使用します(ファイルが現在の作業ディレクトリにない場合、絶対パスで指定します)。
ホスティング記述ファイルは、YAML、JSON、または XML フォーマットが可能です。ファイルのフォーマットを指定するには、以下のオプションを使用します。
移行元サーバと移行先サーバのアクセス情報を指定する
ウェブおよびメールコンテンツデータを移行先サーバにインポートするには、移行元サーバおよび移行先サーバの管理者ユーザ情報を指定するか、移行先サーバにコンテンツを手動で移動してからホスティング構成ファイルにデータのパスを記入します。後者の場合、移行先サーバのアクセス情報のみが必要になります。
Linux サーバ
Windows サーバ
データベースサーバのアクセス情報を指定する
移行先サーバにデータベースコンテンツデータをインポートするには、データベースサーバのアクセス情報を指定するか、移行先サーバにデータベースダンプを手動で移動してからこのパスをホスティング構成ファイルに記入します。前者のオプションを選択する場合、データベースを移行したいそれぞれのデータベースサーバのアクセス情報を指定します。
MySQL サーバ
Microsoft SQL Server
注: Microsoft SQL Server データベースが格納されたサーバのホスト名が移行先サーバで解決されない場合は、データベースの移行が失敗します。ホスト名が正しく解決できることを確認するか、移行先サーバの hosts
ファイルに該当するエントリを追加してください。
以下のように、構成ファイルの [GLOBAL]
セクションにリストしたすべてのデータベースサーバを含めます。
複数の移行元からの移行を指定する
Plesk Migrator では、複数の移行元のコンテンツを一度に移行することができます。複数の移行元を指定するには、構成ファイルの [GLOBAL] セクションで sources パラメータを使用します。