Windows で Plesk の PCI DSS 準拠を設定する
このセクションでは、御社の Linux サーバを保護し、Microsoft Windows ベースのサーバで PCI DSS の準拠を達成したい場合に実行すべき手順について説明します。
警告: サーバの OS で、WMI(Windows Management Instrumentation)サービスへのリモートプロシージャコール(RPC)および通信をすべてブロックするように Windows ファイアウォールを構成することをお勧めします。
リモートデスクトップ接続を保護する
中間者攻撃を防止するには、リモートデスクトップ接続の暗号化をセットアップします。手順については、http://technet.microsoft.com/en-us/library/cc782610.aspx を参照してください。
リモートデスクトップ接続ポートを変更する
RDP ポートをカスタム値に変更しないと、一部の PCI スキャナーは中間者攻撃を報告します。変更するには、以下の手順に従います。
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[スタート] > [ファイル名を指定して実行]をクリックして
regedit
ユーティリティを実行し、regedit を指定して[OK]をクリックします。 -
以下のレジストリキーを変更してポート値を変更します。
HKEY_LOCAL_MACHINESystemCurrentControlSetControlTerminalServerWinStationsRDP-TcpPortNumber
外部アドレスから MySQL データベースサーバへのアクセスを禁止する
Plesk に搭載されたファイアウォール機能を使用します。
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Plesk に管理者としてログインします。
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[ツールと設定] > [ファイアウォール]に進みます。
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[ファイアウォールルール]タブを開きます。
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アイコンをクリックして Plesk MySQL server ルールの状態を切り替えます。アイコンが
に変わります。
FTP 接続を保護する
サーバへの FTP 接続を許可する場合、セキュアな FTPS 接続を除くすべての FTP 接続を禁止する必要があります。
サーバへの FTPS 接続のみを許可するには:
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[ツールと設定] > [セキュリティポリシー]の順に選択します。
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[FTPS 使用ポリシー]に対して[セキュア FTPS 接続のみを許可する]オプションをオンにします。