Plesk には QCOW2 イメージが用意されており、Linux ベースの OS で実行される設定済みの Plesk インストールが含まれています。これらの QCOW2 イメージはこちらでダウンロードできます。

Plesk Obsidian QCOW2 イメージ

どの QCOW2 イメージをダウンロードするか

用意されているすべての QCOW2 イメージには、現時点でご利用いただける最新バージョンの Plesk が含まれています。ダウンロードする適切なイメージを選択するには、以下で違いをご確認ください。

  • "plesk-<OS version>-latest.qcow2"。このフォーマットのリンクは永続的です。つまり、新しい Plesk バージョンがリリースされてもこのリンクは変更されず、いつでもこれを使用して最新の Plesk バージョンを取得してデプロイすることができます。
  • "plesk-<OS version>-<plesk_version>.qcow2"。このフォーマットのリンクは一時的です。つまり、新しい Plesk バージョンがリリースされると、このリンクは変更されて使用できなくなります。最新のバージョンではなく特定のバージョンの Plesk のみをデプロイする場合、このイメージをローカルドライブにダウンロードすることをお勧めします。

サポートされる仮想化ソフトウェア

VirtualBox と VMware Workstation Player に加え、以下のソフトウェアを使用して QCOW2イメージから Plesk をデプロイできます。

また、SolusVMlibvirt などの仮想化管理プラットフォームを使用することもできます。

注釈: VirtualBoxVMware Workstation Player で Plesk をデプロイする方法をご説明しますが、その他すべての自己開発した仮想化ソフトウェアやサードパーティの仮想化ソフトウェアを使用することや、独自のデプロイメントスクリプトを使用してイメージをデプロイすることも可能です。何らかの問題が発生した場合、選択した仮想化ソフトウェアのドキュメントを参照してください。

QCOW2 イメージを変換する

選択した仮想化ソフトウェアが QCOW2 イメージをサポートしていない場合、最初にそのようなイメージをサポートされるフォーマットに変換する必要があります。たとえば、VMware Workstation Player では QCOW2 がサポートされませんが、.vmdk フォーマットのイメージはサポートされます。イメージを変換するには、以下の手順に従います。

  1. コンピュータに QEMU を`ダウンロード <https://www.qemu.org/download/>`__ してインストールします。

  2. コンピュータの QEMU ディレクトリに Plesk QCOW2 イメージをダウンロードします。

  3. コマンドラインを開き、以下のコマンドを実行して QEMU ディレクトリに移動します。

    cd <QEMU directory path>

  4. 以下のコマンドを実行して、QCOW2 イメージを .vmdk フォーマットに変換します。

    qemu-img convert -f qcow2 <file name>.qcow2 -O vmdk <file name>.vmdk

  5. (オプション) .vmdk ファイルを別のディレクトリにコピーします。